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社説 波紋

やみつき

 飲食物関係での“やみつき”といった言葉や、文字などに、つい興味や食欲が惹かれてしまう人も多いのではなかろうか…

 しかし、食してみたあとで膨らんだ期待とは裏腹に、なぁーんだ普通の味でしかなかったかと、がっかりした思いも数えきれないのでは

 ただ、そんな経験も忘れてしまっている場合も。たまたま入った店のメニューに、見つけたのならまた注文を。良く言えば好奇心、少し引いてみればまたもや上手く人の心理を衝かれたとも言うべきか…

 この「やみつき」であるが、本来は「病み付き」と書いて、その字の如く病気にかかる、病気のかかりはじめ―を意味する。

 飲食物関連を例にした使われ方も間違いではなく、その場合には結局のところ個人の好みによるものも

 いったい、幾つの“やみつきねじ製品”があるのだろうか…。

[2015年4月17日付け本紙2325号掲載分]


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