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社説 波紋

気軽な乗り物 自転車 だが・・・

 ちょっと、そこまで用足しに―と。気軽な乗り物に浮かぶのは自転車である。子供から大人まで、老若男女の幅広い層が最も愛用している乗り物であろう。

 通称ではチャリ、チャリンコと呼ぶのがポピュラーみたいだが、中部地方ではケッタ、ケッタマシーンとも地域によっても異なる。

 この気軽な乗り物は、あくまでも道路交通法上は車両の一種の“軽車両”に定められ、法律違反による事故を起こせば刑事上、相手となった被害者には損害賠償の責任を負わなければならない。平成24年の自転車乗用中の事故件数は13万件超が発生。

 昨年末には該当法の一部改正がなされるなど詳細な罰則規程も。歓送迎会の期を迎えるにあたり、飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!である。自転車といえども飲酒運転の罰則は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(酒酔いの場合)であり、それこそ適用される事態に陥れば、支払金・残された者は自転車操業になりかねない…

[2014年3月7日付け本紙2285号掲載分]


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