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社説 波紋

企業のキャラ=イメージ

 いまや、自治体、企業、製品などのアピールに欠かせなくなっているのが、それぞれを連想させる“ゆるキャラ”である。ゆるいマスコットキャラクターの略しで、着ぐるみ化をしたキャラクターが前提とも聞くが、かわいいイラスト全般にわたるとも。

 着ぐるみ化したキャラは、バランス的にどこか不安定さを感じて動きもたどたどしいのが定番であったと思うが、最近ではキレの良い激しい身振り手振り、飛び跳ねるなどとこれまでの概念を覆して一つの殻を破ったキャラも現われている。

 もともと企業のイメージ認知の役割はロゴマークが担っていたのでは。ときには市場での指定商品の呼称にも用いられ、ブランド化を確立して安心と信頼の証ともなっている。

 各企業にもキャラ(イメージ)は存在する。良い方向に活かせれば、原動力・競争力としての機能を発揮するであろう。

 なお、ゆるキャラの日本一を決める投票が公式HPでおこなわれている。11月8日期限。


[2013年10月17日付け本紙2271号掲載分]


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