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社説 波紋

空つゆが巡り巡ってよい方へ・・・

 2013年も暦はもう折り返して後半に突入した。梅雨の時期も空つゆで、この先秋の実りが気がかりな昨今である。

 ねじ産業にとっては空つゆの方が増しだという人もいるが、情は人のためならずという位だから、空つゆが巡り巡ってねじ産業にアダするかも知れない。この時期多面的に情勢分析しろ!ということだ。

 先行き情勢推移の柱となるのは、何んと言っても「鉄」であり、鉄を読めということである。自動車に頼っていた鉄が、ここにきて土木、建設部門の需要増で量的面の伸びが期待できそうだという。

 機械工業部門が自動車以外では建設機械向けも伸びが期待できるという。空つゆが巡り巡ってよい方へ展開してくれそうだ―。


[2013年7月7日付け本紙2261号掲載分]


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