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松山ケンイチ主演作、興行ランク10位と好調スタート

ウルトラミラクラブストーリー
(C)2009「ウルトラミラクルラブストーリー」製作委員会
 6月6日から公開が始まった、松山ケンイチ主演最新映画「ウルトラミラクルラブストーリー」(全国26館で公開)が好調なスタートを切った。興行通信社によると6、7日集計の全国興行成績ランキングで、上映館100館以上の大作が並ぶなか、10位という快挙を成し遂げた。

 スクリーンアベレージでは、99万1434円で「ROOKIES 卒業」に次ぎ第2位。6月8日付の「ぴあ 映画満足度ランキング」でも、多くの話題作を抑え見事1位に選ばれた。なお共演の麻生久美子は、5月16日「インスタント沼」、5月23日「おと・な・り」にも出演しており、いずれも「満足度ランキング1位」に輝いている。

 また、公開日前日までの劇場窓口での前売券販売数として累計で9048枚と爆発的な売れ行きを記録した。

 土日の主な客層は、20代前半の女性を中心とした幅広い層の女性客が7割。また、若いカップルや中年の男性客も初日から多く見られ、松山ケンイチと麻生久美子の共演という旬の話題性と、天才と騒がれている横浜監督の強い作家性の両面から、幅広い層の興味を惹きつけた結果となった。

 本作は、人気絶頂の松山ケンイチが、自身の故郷・青森を舞台に、同郷の横浜聡子監督と共に、全編津軽弁の映画に主演することで注目を集めたが、彼の生命力あふれる唯一無二の存在感と、作品に対する多くの批評家からの高い評価を受け、今後も息の長い興行が期待される。

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