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21年度販売高は3割減3853億円、ねじ流通商社推定年商高総合計

 【ねじ・ネジ・業界紙】 「平成21年度(第33回)ねじ流通商社経営実態調査報告書」が日本ねじ商業協同組合連合会(小泉勝彦会長)によりこのほどまとめられた。

 同報告書によると平成21年度におけるねじ流通商社の年間販売高は3、853億6、317万円(推定年商高総合計)となり前年度(5、409億5、565万円)比28.8%減となった。調査期間は平成21年4月1日~ 同22年3月31日。リーマンショックによる平成20年秋以降の金融危機で世界同時不況に突入することとなったが、今回の調査期間における報告書は、その実情を反映したものとなっている。年間販売高が4千億円を割ったのは平成16年度(記事後の付表参照)以来のことである。

 組合員数も前年度比9社減少して346社となり、第33回を迎えたこれまでの実態調査で最も組合員数の少ない年度となった。

 同調査は例年同様にねじ商連に所属する流通商社の4地区協同組合(東京鋲螺協同組合169社、神奈川県鋲螺協同組合18社、愛知鋲螺商協同組合52社、大阪鋲螺卸商協同組合107社)の合計346社を対象に実施、調査期間は前述のとおり1年間で、調査回収件数は262社、回収率は前年度と同じ76%であった。

 調査項目は前年度と同様に、(1)経営組織、(2)資本金又は出資金、(3)自己資本比率、(4)従業員関係(員数平均年齢勤続年数定年、賃金及び賞与)、(5)週休二日制、(6)年間出勤日数、(7)年間実働時間、(8)販売高、(9)売上高粗利益率、(10)売上高経常利益率、(11)在庫率、(12)品目別取扱比率、(13)回収状況、(14)支払状況の14項目。

【2011年2月号】

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