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旅客避難に広胴型機割り当て、中国国際航空が大地震で

 【北京16日新華・PRN=共同JBN】中国国際航空(CA)はこれまでに、四川省の大規模地震に対する救援状況に合わせて輸送能力を調整し、立ち往生している旅客を避難させるため広胴型航空機を割り当てた。

 CAは15日、成都双流国際空港(国際航空運送協会空港コード:CTU)から28便が飛び立ち、さらに9便が特に災害救助向けに準備された。CAはCTU空港の混乱とナビゲーション・システム機能が影響を受けているため、残された人びとを輸送するためA330とB777を含む大型機を用意している。従って、離着陸の頻度は少なくなっているが、輸送される旅客の総数は変わらない。重慶から離陸した別の9便は、九寨溝からの旅客を集めた。

 成都、重慶、九寨溝、綿陽、宜賓、西昌、挙枝花、ロ(サンズイに盧)州、達州、万県を離着陸する航空便あるいは乗り継ぎ国際便のCAチケットを持ち、5月12日以後に旅行した旅客は、無料で再度ブッキングしたり払い戻しを受けることができる。CAはまた、旅客がリアルタイムのフライト情報を得る4008100999番の電話を提示している。

 CAはさらに、5月14日夜に特別の救援タスクを受け取った後、鄭州から四川省に向かう救援部隊を輸送するため素早く対応して9便を割り当てた。5月15日朝の時点で、3000人の救援部隊が予定通り成都入りした。

(共同通信PRワイヤー)


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