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英プラッツ、中国の熱延薄板・鉄筋鋼材価格を採用

 【ロンドン15日PRN=共同JBN】エネルギー・金属情報の世界的に有力なプロバイダーであるプラッツは15日、同社の国際金属スポット価格評価の範囲を拡大して中国から輸出される鋼材、具体的には熱延薄板(HRC)と鉄筋鋼材を含めると発表した。

 プラッツのフランシス・ブラウン国際鉄鋼担当役員は「タイムリーかつ透明で独立した信頼できるアジアの鉄鋼価格情報源を求める鉄鋼業界の要望に応え、経済活動と価格動向の予想に役立つ新たな価格情報を金融業界に提供できることを喜んでいる」と語った。

 この新しいアジアの価格シリーズはプラッツの鉄鋼・スクラップ製品価格の範囲を21から23に拡大し、業界およびその他金属市況オブザーバーがより完全なデータシリーズで国際的な金属スポット価格のより総合的な分析により良く備えることを可能にする。

 評価は国際的に取引される主要な鉄鋼製品であるHRCと鉄筋鋼材のFOB価格に基づいて行われ、中国によるこれら製品の世界市場への参加の重要性を認めるものである。HRCは建設、家電製品、自動車部品向けに幅広く使用されている。鉄筋鋼材は建物、道路、橋などの建設で使用される。

 プラッツの「鉄鋼市況デーリー」は鉄鋼、建設、自動車業界のほか、商品を重視する世界の資金運用会社を対象にしたニュース、市況解説、価格情報を含む、オンラインおよびプリントによる出版物である。これは広範囲の金属業界を対象にしたプラッツの5商品のひとつである。プラッツは75年以上も金属市場を取材してきた親会社マグローヒル・カンパニーズの伝統を生かして、30年間にわたり金属市場の需給ファンダメンタルズを幅広く伝えてきた。

 プラッツの鉄鋼価格評価方法は、業界横断的な主要企業と協議して開発され、エネルギー市場の基準価格報道におけるプラッツの100年の経験を活用している。プラッツの価格評価プロセスに関する詳しい情報はウェブサイト(http://www.platts.com)まで。

 ▽プラッツについて
 マグローヒル・カンパニーズ(NYSE:MHP)の1部門で、エネルギー、商品情報の有力な世界的プロバイダーである。1世紀近い事業経験を持ち、150カ国以上で顧客に奉仕している。世界各地の17事務所から石油、天然ガス、電気、排出物、原子力発電、石炭、石油化学、金属市場にサービスを提供している。プラッツのリアルタイムのニュース、価格、分析サービス、会議は透明で効率的な市場の運営を助けている。トレーダー、リスクマネジャー、アナリスト、業界リーダーはよりよい取引、投資の決定を行う上でプラッツに頼っている。詳しい情報はウェブサイト(http://www.platts.com)まで。

 ▽マグローヒル・カンパニーズについて
 創立は1888年。マグローヒル・カンパニーズ(NYSE:MHP)は、スタンダード&プアーズ、マグローヒル・エデュケーション、ビジネスウィーク、J・D・パワー・アンド・アソシエーツなどの有力ブランドを通じて、金融サービス、教育、ビジネス情報市場で世界的なニーズに応えている有力な世界的情報サービスプロバイダーである。同社は40カ国に280以上の事務所を持っている。2007年の売上高は68億ドル。詳しい情報はウェブサイト(http://www.mcgraw-hill.com)まで。

(共同通信PRワイヤー)


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