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中国国際航空、四川大地震で24時間態勢の対応

 【北京15日新華・PRN=共同JBN】2008年5月12日午後2時28分(北京時間)、中国四川省ブンセン県付近を震源とする大規模地震が発生した。成都双流国際空港(国際航空運送協会空港コード:CTU)は閉鎖され、四川省成都へ向かう中国国際航空(CA)の旅客機12便は他の空港に迂回(うかい)した。

 CAは同日午後3時に発効する緊急計画を発表した。飛行中のCA全便は本社と密接な連絡を取っている。リリース発表時点で南西部のCA子会社に死傷者と物的損害は報告されていない。

 CAは地震の影響を受けたすべてのオフィスに対し緊急計画を実施し、立ち往生している旅客の面倒を見るように指示した。またCAは復旧活動と特別任務のために飛行機を待機させている。

 それと同時に、中国国際航空は災害救援のため引き続き輸送能力の強化に努めている。成都で足止め状態にある旅客救出のため91便(1万6792席)を割り当て、緊急災害救援活動のため通常の24便の運行を取り止めた。そのほか、九寨溝の道路損壊と降雪のため、多くの乗客が立ち往生していた。現在、成都空港は運行のために再開され、中国国際航空は直ちに乗客救出のため8便1024席を用意した。同航空は現在24時間態勢で任務に当たっており、状況に応じて輸送力を調整する。

(共同通信PRワイヤー)


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