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中国最大の技術展が16日開幕、深セン・ハイテク見本市

【深セン(中国)16日PRN=共同JBN】中国ハイテク見本市(CHTF)は国務院承認を1999年に受けて以来、毎年秋に深センで開催されている。同見本市は中国の商務省、科学技術省、工業情報省、国家発展改革委員会、教育省、人事社会保障省、農務省、知識産権局、中国科学院、中国工程物理研究院、深セン市人民政府が共同主催し、現在、中国のハイテク関連の見本市としては最大の規模を誇り、国レベルの国際技術・経済交流の場として最も影響力があり、中国一の技術展示会と見なされている。

2011年中国ハイテク見本市は11月16日から21日まで深セン会展中心(Shenzhen Convention and Exhibition Center)で開催される。見本市は広さ10万5000平方メートルにおよぶ会場を持ち、「ハイテク業績の取引」「特別展示」「フォーラム」「スーパー・スーパー特別イベント」「ハイテク人材・知的資源交流」「通年フェア」の6部門構成になっており、「国際協力による革新の促進と開発モードの変革促進」をテーマにしている。

今年は米国、ドイツ、ロシア、韓国、ベルギー、ハンガリー、フィンランド、アイルランド、オーストラリア、デンマーク、カナダ、フランス、ポーランド、スイス、ブラジル、イスラエル、コロンビア、シンガポールなど23カ国からの参加があり、ハンガリー、フィンランド、セルビアなどからは閣僚級が出席し、中国ハイテク見本市の「閣僚フォーラム」でスピーチをすることになっている。

さらに、中国のすべての省、自治区、中央政府直轄市、香港、マカオ、台湾、さらに30のカレッジ、大学が代表団を送り、最新製品や研究成果を披露することになっている。

その他、3000を越える内外の企業が2011年中国ハイテク見本市で展示を行うことになっており、訪問客は今回だけで50万人に達すると見込まれている。華為(ファーウエイ)、中興通訊(ZTE)、レノボ、百度(バイドゥ)、テンセント、中国移動通信(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、比亜迪汽車、鴻海精密工業、漢王科技、ハイアール、長虹、創維、康佳など中国を代表する大手技術企業や科学研究所のほとんどすべてが参加する。科学研究機関としては中国科学院、中国工程物理研究院、香港科技大学、北京大学、清華大学などが含まれる。

中国ハイテク見本市はホール9に「国際パビリオン」が設けられ、外国から中国に向けてのハイテク製品の輸入促進を支援する。中国は大きな可能性をもつ巨大市場であり、他国はハイテク分野では技術やビジネス手法、モデルで長所を持っている。

詳しい情報はウェブサイト(www.chtf.com)を参照。


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