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三菱化学、タイで塩ビコンパウンド製造設備増強 5億円投じ

 三菱化学は18日、東南アジアの自動車需要拡大に対応するため、5億円投じて、タイに塩ビコンパウンド製造設備を増設することを発表した。2012年4月の稼動を目指す。完成すれば生産能力は、1万5000t/yから1万9000t/yへ拡大する。

 同社では子会社であるサンプレーンタイランドを通じて、タイ及び周辺諸国に対して自動車の内外装部品用、電線被覆用等として塩ビコンパウンドを供給しているが、今後の需要拡大に対応すべく、同社アマタナコン工場内に塩ビコンパウンド製造設備を増設を決定した。 

 塩ビコンパウンドを含む機能性樹脂事業は、三菱ケミカルホールディングスの中期経営計画において成長事業と位置づけられている。


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