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風の起点“東京湾・海の森”一般公開

海の森 東京港臨海大橋
海の森から東京港臨海大橋(仮称)を望む
※写真クリックで拡大
 東京湾の中央防波堤内側埋立地で進められている「海の森プロジェクト」の一般公開イベントが20日から22日に行われた。

 海の森は、東京湾のゴミの埋立地を緑豊かな森に変えるプロジェクト。高さ30メートルにおよぶゴミの山に苗木を植え、美しい森に生まれ変わらせる計画。苗木は、市民と民間企業からの募金によって調達・植樹している。

 同埋立地は、昭和48年から昭和62年にかけて1230万トンのゴミによって造成し、リサイクル土や建設発生土などで表面に層を形成。面積は、日比谷公園の約5.5倍の約88ヘクタールにもおよぶ。

 苗木は、スダジイ、タブノキ、エノキなどで、48万本植樹する。海から都心に向かう風の道の起点になるとともに、二酸化炭素(CO2)を吸収し地球温暖化を防ぐことを目指す。平成28年(2016年)に概成予定である。

 同立地からは、東京湾近郊で建設が進められている東京港臨海大橋(仮称)=写真=など湾岸一帯が望める。写真は、海の森一般公開イベントにて撮影、海の森から東京港臨海大橋(仮称)を望む(撮影者・Y.ONAYA)


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