現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > -


コクヨ、業界初の構造を採用した事務用椅子「M4」発売

「M4」 固定肘タイプ
「M4」固定肘タイプ(写真・コクヨファニチャー)
 事務機器大手のコクヨは20日、グループ企業のコクヨファニチャーは通じて、オフィスチェアー「M4(エムフォー)」を9月16日に発売すると発表した。オフィス家具業界では初めて、座面下のレバーを右肘先部に設け、椅子の高さ調整を手軽に行えるようにした。メーカー小売希望価格は5万2290円からで、当初の年間販売目標は12億円に設定している。商品についての特長は以下の通り。

<オフィスチェアー「M4(エムフォー)」の特長>

 ▽ワンタッチフィット
 「M4」に必要な調整は、座面高さの調整のみで、その座面昇降操作レバーを右肘に設けている。さらに背もたれのロッキングは、独自開発の「オートアジャストロッキング」を採用し、着座する人の体重に応じて、リクライニングの強さが自動調整される。ワーカーは座面下にかがみこんだ姿勢で椅子の調整をしなくても、簡単な操作だけで、快適なセッティングが得られる。

 結果、椅子の操作レバーを座面下から一切排除したオフィス家具業界初となる新設計となった。また、オートアジャストロッキングは、従来のアジャストフリーロッキング機構をさらに進化させ、体重感知メカにありがちなぎこちない動きを、よりスムーズな動きに改良している。

 ▽ワンサイズスタンダード
 バリエーションは、肘を使って柔軟に姿勢を保持できるように標準肘付で、腰部はしっかり、背中は肩までゆったりサポートするために、背もたれをハイバックのみのワンサイズをラインナップ。

 また、体格の大きな人も小さな人も快適に座っていただくために、座面幅は約51cmのワイドシートで、かつ太もも裏側を圧迫しにくい前垂れ形状の座面とした。

 ▽呼吸するイス
 「M4」の張り地は、通気性のよい「ダブルラッセル」を採用し、背もたれの「スリットループシェル」とともに、通気性を向上させている。また、座面はウレタン表面に溝を設けた構造の「エアスリットシート」を採用し、座面の温度上昇を抑える働きがある。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する