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経済協力でロシア・サウジ覚書、両国企業フォーラムで調印

 【サンクトペテルブルク(ロシア)22日PRN=共同JBN】ロシアのサンクトペテルブルクでこのほど、ロシア・サウジアラビア・ビジネスフォーラムの展示会開催中に開かれた全体会議で調印式が行われた。展示会はロシア連邦商工会議所(RFCCI)、RADS、サウジアラビア商工会議所、ジッダ商工会議所、駐サウジアラビア・ロシア大使館、駐ジッダ・ロシア総領事館、駐ロシア・サウジアラビア大使館、ロシア外務省、ロシア経済発展省、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム基金、イスラム諸国会議機構(OIC)ロシア代表、全ロシア公共団体の「ウィメン・オブ・ビジネス」、タタルスタン文化省の支援で開催された。http://forumspb.com/eng/news/detail/85

 調印された覚書の目的は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムとジッダ経済フォーラム間の協力関係の礎にとなるもので、ロシアとサウジアラビア両国政府当局者や企業代表の参加で進んでいる対話を発展させることが目的である。ジッダ経済フォーラムは年次開催され、経済発展と協力の問題を協議する有力な地域プラットフォームである。
 覚書の調印は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムとジッダ経済フォーラムの両関係者が両国の対話を発展させる意志を示すものである。この調印式はロシアとロシアへの投資の機会についてまだ余り理解していなかったサウジアラビアのビジネスコミュニティーの関心を呼んだ。

 ロシアとアラブ世界の初の経済人対話は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムが開催された今年6月に行われ、ロシア・アラブ経済団体評議会が組織した。経済人対話はフォーラム参加者の間に大きな関心を呼び起こし、多くのオーディエンスを集めた。このイベントにはジッダ経済フォーラムの創設者兼初代会頭で現在はサウジアラビア総合投資院議長のアムル・アルダバーグ氏、ジッダ商工会議所初代副会長のムハマッド・マゼン・バテルジー氏が出席した。

 サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの詳細は以下のサイトを参照。http://forumspb.com/eng

 サンクトペテルブルク国際経済フォーラムはロシア連邦大統領の支援と関与で組織されている。同フォーラムは毎年、世界の政治、経済指導者とともに専門家コミュニティーの代表らの出席を得て、ロシア経済と国際経済の最も緊急な課題を協議する。

 2010年に開かれる次のフォーラムの参加登録は以下のサイト既に公開されている。 https://reg.forumspb.com/modules/index.php?action=register&project=2010&lang=en


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