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マーキュリア、アントワープ港石油ターミナル買収

 【ロンドン3日PRN=共同JBN】マーキュリア・エネルギー・グループの固定資産を管理している持ち株会社のマーキュリア・エネルギー・アセット・マネジメント社は3日、ベルギー・アントワープ港で83万立方メートルの石油製品貯蔵ターミナルを運営するナフタB社(Nafta (B) N.V.)の買収に成功したと発表した。

 このターミナルは原油とガスコンデンセートから燃料油、中間留分、軽質留分、化学品に至るまで幅広い製品の貯蔵に使用できる。製品の輸入は荷船と最大10万メトリックトンまでの海洋船で、また輸出は海路、鉄道、陸路、パイプラインで行われる。ターミナルは貯蔵能力を30万―40万立方メートル増やすことによりさらに拡張できる。

 マーキュリアは現在このターミナルの最大のユーザーで、同ターミナルを重要なアムステルダム-ロッテルダム-アントワープ間で主要な交易ハブに発展する可能性のある戦略的資産と見なしている。ナフタB社の買収でマーキュリアは一定の規模の経済と他のターミナルとの相乗効果を期待できる。

 マーキュリアは安全性、保健、環境面でターミナルを最新の基準に高め、事業効率と顧客サービスをさらに改善することを目的とした大規模な長期投資計画に全面的にコミットしている。

 ウェブサイト:http://www.mercuria.com


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