小池安雲の色の魅力
第４５章
８月の末から途端に夏の気配がなくなり、一気に涼しくなってまいりました。今年もあと残り４ヶ月という現実にも肝を冷やし、二重の涼しさを感じております。皆様、いかがお過ごしですか？
涼しい日が続くなか、一通の心温まるメッセージをいただきました。私が、さかのぼること数年前に活動していた事柄への感謝のメールです。自分ですら忘れかけていた出来事が誰かの心に残っていたということに驚きを覚え、感激いたしました。日々前向きな心構えで活動していても、フィードバックや手応えがなくて不安に駆られることも多々あります。感謝のメールをいただいたことで、たとえ手応えがすぐに得られなくても実践し続けていくことの大切さを再認識することができました。
そして、この「実践し続けていく」ことこそ２０１５年、ひいては９月のテーマです。
年初の記事で「２０１５をひとつずつ足すと８になるから今年は８の年」という記事を書かせていただきましたが、２０１５年９月も数字をひとつずつ足すと同じく８になります。今月は、非常に８の力が強い月なのです。
古くから、８はビジネスに強い数字だと言われています。 “末広がりの八”は縁起が良く、広がる・発展することの象徴です。８の発展に何が必要か。それは、しっかりとした土台です。立派な建物を建てるにはまず土壌や基礎の強化が必要なように、８は土台・基礎・契約を重要視します。きちんとした基盤や決まりがあることで、いくらでも高い建物が建つ＝発展できるのです。源の決まりを設ける際に重要なのは“双方に利益があること”。関わる人すべてが幸せになれるように配慮することで継続が可能になり、利益が蓄積されていきます。まぐれの一攫千金よりも日々少しずつ蓄積されていく豊かさ、それが8の成功の秘訣。８は色に例えるとマゼンタ（赤紫）で、行動（レッド）の精度を上げていく（バイオレット）ことを意味します。身近なことに例えると、毎朝のラジオ英会話や定期的な筋肉トレーニング、５００円玉貯金などが８のアクション。日々積み重ねることで、「いつの間にか大成功していた！」となるのがマゼンタのパワーです。数ヶ月後、数年後を楽しみに頑張りましょう！
ここでいつものワンポイントアドバイス。自分一人では頑張れなくても、仲間がいれば頑張れます。目標を掲げても続けられない人には、ゲキを飛ばすと良いでしょう。ただし、応援には愛が大事。くれぐれも厳しすぎないようにご注意あれ！
２０１５年９月１７日付・第２３４０号紙面より
