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映画「アシュラ」先行プレミアム上映会、野沢雅子「見て欲しい」

小南泰葉さん
先行プレミアム上映会に出席した小南泰葉さん
 9月29日公開の映画「アシュラ」の先行プレミア上映会が6日、東京・新宿バルト9で開催され、さとうけいいち監督をはじめ、声優の野沢雅子さん、林原めぐみさん、平田広明さん、島田敏さんと、主題歌「Trash」「希望」を担当した歌手の小南泰葉さんの6名が登壇した。

 漫画家ジョージ秋山さんの原作が連載当時、有害図書指定を受け「アニメ化不可能」と言われていただけに、さとう監督は「今の時代、映画もお客さんの好みに合わせるような流れもあるけれど、本質として問わなければいけないこともある。きれいごととして収めない、という覚悟、決断が大きかった」とコメント。

 アシュラ役を務めた野沢さんは「ハードな環境を描いている物語ではあるが人間の生き方、その素晴らしさがこの作品には詰まっています。世界中の人に見て欲しい」と語り、満場のファンからの拍手を浴びた。

 今年5月にメジャーデビュー、初めて主題歌を務める小南さんは「原作を読んでから曲を書いたのですが自分がいつも伝えたい事とアシュラの内容がリンクしているので驚きました。善と悪、幸と不幸、光と影といった表裏は絶対的なものではなくいつも変化していて、そのグレーの部分が答えなんだ、というのが共通していて。自分の曲が作品の一部になるということですごく想いを込めました」と語った。

 野沢さんからは「映画にぴったり。アシュラの世界をより大きく広げてくれた。素晴らしい」というコメントも出るなど、制作サイドでの映像と音楽のマッチングは高評価。

 ファンタジア国際映画祭(カナダ)で観客賞を受賞した他、世界各地の映画祭から招待上映を受けるなど世界での評判を受け、国内でも話題になってきている映画「アシュラ」と相まって、発売前からUSENチャートにランクインし、数多くのラジオ局のパワープレイを獲得するなど盛り上がりを見せる主題歌(「Trash」「希望」)も9月15日より主題歌2曲の着うたの先行配信が行われる事が決定している。

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