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総移動距離約8200キロ!るろうに剣心全国横断が公開初日にゴール

るろうに剣心
公開初日にゴールしたるろう号
 映画「るろうに剣心」が25日公開初日を迎え、新宿ピカデリーにて豪華キャスト陣が登壇した舞台挨拶を実施。それに伴い6月27日の完成披露イベントよりスタートした「るろう人を探せ!”全国横断キャンペーン」もゴールを迎えた。

 るろう人として全国を旅している彼ら本人が、自らの動向をツイートすることで周りにいる人々を巻き込み、巷で絶大な人気を呼んでいた本キャンペーン。そんな彼らのツイート情報を見て、はるばる遠方から足を運んで会いに来たファンの姿もあった。

 キャンペーンサイトではるろう人の旅の記録もマップとして閲覧可能となっており、キャンペーン終了のいまでは彼らの旅の軌跡がみられる。さらには、国内のみにとどまらず、急遽オリンピック開催の地、ロンドンへの遠征もきまり、弾丸ツアーでオリンピックを観戦。TAKERU TVの生配信中に聞かされた突然の遠征決定報告に、るろう人は着の身着のままでロンドンの地へ…。不慣れな海外での活動にもめげず、誰よりも熱く日本選手団を応援した。

 60日間の総移動距離はなんと約8200キロという壮大なキャンペーンも遂にゴールを迎え、無事に東京に帰還。「ただいまでござる!」といって客席後方からゆっくりとした足取りで舞台に向かい、一歩一歩しっかり踏みしめるように進むるろう人の姿は、今までの長い道のりを思い出しているかのよう。

 「みんなのおかげで無事に帰ってくることがました。公開初日、本当におめでとうございます!」と集まったキャスト陣へ祝福のコメントを送り、出発を見送ってくれたキャスト陣の目の前でゴールテープを切った。

 また、キャンペーン終了の感想を聞かれると「豪雨で洪水が起きてしまった町に伺って何かお手伝いできることがないか探したり、突然のロンドン遠征を経て、遂にここまで帰ってくることができました。たくさんの方にお会いして、声をかけていただいたり、わざわざ遠方から会いに足を運んできてくれたり、…本当にみなさんに支えられてここまでこれたと思っています」と感謝の気持ちを伝えた。

 プライベートでも親交の深い佐藤さんから「誰よりも、彼が一番作品のPRをしてくれたと思う。心から感謝の気持ちでいっぱいです」とねぎらいの言葉を掛けられると、感極まって思わず言葉に詰まってしまう一幕も。

 一番思い出深いエピソードとしては、番外編のロンドン遠征について触れ、「全国を巡って、本当に色々な経験ができましたが、中でも、番外編のロンドン遠征でオリンピックを観戦出来た事が何よりの思い出ですね!内村選手の金メダルの瞬間もばっちり見てきたので、そのエネルギーをこのキャンペーンにも注いできました!」とこれまで実施してきたキャンペーンへの熱い想いを語り、本作の初日を誰よりも喜びながら、大ヒットを祈願した。

 出発時にはキャストの応援コメントしかなかったるろう号も、今や一般の方からのコメントでびっしり。中には、剣心の似顔絵やシールを作って貼ってくれるファンもおり、全国津々浦々、るろうの旅で彼らが出会った多くの人の想いが詰まっている。

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