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寺島しのぶが審査員特別賞を受賞、豪APSA

【ゴールドコースト(オーストラリア)2日AAPメディアネット・インターナショナル=共同JBN】女優寺島しのぶが、映画「キャタピラー」での素晴らしい演技に対して第4回アジア・パシフィック・スクリーン・アワード(Asia Pacific Screen Awards、APSA)の審査員特別賞(Jury Grand Prize)を受賞した。これは2日夕、オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコーストで開催された授賞式典で発表された。

キャタピラーはまた、最優秀脚本賞にノミネートされていた。

中国の映画「唐山大地震」(アフターショック)が最優秀フィーチャー賞を受賞した。中国人俳優の陳道明が、中国で最大のチケット売り上げを記録した同映画で最優秀男優賞を受賞した。

APSA2010の国際審査委員長を務めたアカデミー賞受賞プロデューサーのデービッド・パットナム氏(ロード・パットナム)は「すべての部門において、多種多彩な映画に加えおどろくほど素晴らしい演技を見せられ、われわれの審査は極めて難しいものだった」と語った。

APSAには、アジア太平洋地域、欧州、北米から映画製作者と特別ゲスト550人余が参加した。

第4回APSAの受賞者はアカデミー賞受賞プロデューサーのデービッド・パットナム氏を委員長とする国際審査委員会によって決定された。これらの賞は、 UNESCOおよび国際映画製作者連盟(FIAPF)と協力してオーストラリア・クイーンズランド州政府が提唱しているもので、地球の3分の1に相当し世界の映画の半分が制作されている70の国・地域の映画から選ばれた。映画は映画の優美さに加え、文化的起源に裏付けられる方法で審査された。各地域の公式提出組織によるコンペを通過した映画と、APSA推薦評議会およびAPSA議長からの推薦を受けた作品計239が参加した。

受賞者全員のリストはウェブサイトwww.asiapacificscreenawards.comで入手できる。

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