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伊藤淳史とサンボマスターがLISMO第7弾ドラマで再演

伊藤淳史 サンボマスター
対面を果たした伊藤淳史(右)とサンボマスター
 5日にスタートした携帯電話向けLISMOオリジナルドラマ第7弾「いずみと僕と彼と俺」(毎週月曜配信、5分間)で主人公コウスケを演じる伊藤淳史が、同ドラマの主題歌を手掛けたロックバンドのサンボマスターと、顔合わせを行った。両者は、TVドラマ「電車男」主題歌以来の深い縁。互いに携帯ドラマは初参加で、それぞれ心境を語った。

――今回の作品は携帯ドラマですが、どのように役に取り組みましたか?

 伊藤:携帯ドラマということにこだわりは持たず、ショート・ムービー的な感覚で取り組みました。脚本を読んだら凄く面白くて、そこには色んなものがつめこまれていました。それを短い一話一話の中にいかに多くつめこむか、でも多すぎると思われないように、みんなに気持ち良く観てもらえることを考えながら、楽しんで撮影しました。

――演じたコウスケというキャラクターは、同じ男性としてどう感じましたか?

 伊藤:流されやすい男だなって思いました(笑)。人に言われて、すぐ意見を変えちゃうところとか。言い方によっては、順応性があるのかもしれませんが。でも、芯がないってわけじゃないので、"振り回される男"という部分を意識して演じました。

――サンボマスターのみなんさんは、第一話と予告篇をご覧になったそうですが、感想は?

 山口:いやあ、面白かったですね。伊藤さん、本当に振り回されていましたね(笑)。僕、伊藤さんのこと、役者さんとして大好きなんですよ。

 木内:次が気になりますね。伊藤さんが演じたコースケ、凄く感情移入できるキャラクターですよね。

 近藤:一話だけでこれだけ見せられたら、俄然続きが観たくなりましたよ!

――伊藤さんにお聞きしますが、この作品の男女のシチュエーションについてどう思いましたか?

 伊藤:僕は、こういう経験ぜんぜんないですね・・。僕が日常でこういう状況に置かれたら、絶対許せないだろうって、思います。でも、あんな風な状況で一人の女性をめぐって何人もの男が顔を合わせるようなことがあったら、わけわかんなくなっちゃうのかな、とも思いました。それぞれお互いに腹を立ててるんだけど、男同士で非難し合うこともないし、女も決して責めないという。そういう不思議な関係性に面白さを感じました。

――優木まおみさん、長州力さんと共演してみていかがでしたか?

 伊藤:長州さんは、もの凄く物腰が柔らかくて優しい、とてもいい人でした。現場にいると、なんだか「ドラゴンボール」で言うスーパーサイヤ人みたいな強烈な雰囲気を放っていたんですが(笑)、話してみると本当にいい人で。優木さんは、滅茶苦茶綺麗で、可愛らしい人でした。年齢が29歳だってお聞きして、びっくりしたんです。全然そうは見えなくて、同世代だろうなって思っていたので本当に驚きました。とても素敵な女優さんですよね。

――サンボマスターの皆さんは、普段映画を観て作曲のインスピレーションを受けることはありますか?

 山口:映像から影響を受けることは、ありますね。僕、市川崑監督の『股旅』が大好きなんですけど、あの作品には特に影響を受けていると思いますね。伊藤さんの演技見ると、こういう俳優さんって最近いなかったって思うんですよね。みんなが共感できるような、小林圭樹さんの系譜の俳優さんが昔はたくさんいたんですが、伊藤さんが久々にそういう空気を持っている感じがします。日本の俳優の財産だと思いますね。

 同ドラマには、伊藤ほか、優木まおみ、映画『おっぱいパレー』に出演した青木崇高、プロレスラーの長州力も出演している。

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