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佐賀鉄工所、09年度売上高は前期比9割に 自動車部門向けの回復=ねじの世界

 株式会社佐賀鉄工所(小林伊知郎社長,本社・佐賀県佐賀市神園1-5-30)は6月18日に株主総会を開催し,第62期事業報告と決算報告を行った。

 第62期(2009年度)の同社単独の売上高は前期比90%の374億84百万円となり,経常利益も同94%の17億7百万円となった。当期純利益は同98%の10億27百万円を確保した。

 09年度の当初売上高見込みでは313億円(前期比75%)であったが,リーマンショック後の自動車メーカーの在庫調整と生産調整で同社もこれに対応し,その後の自動車生産のV字回復の状況とによって,見込みを上回る売上高となり減収減益にはなったものの黒字決算となった。

 売上高の内訳は,自動車部門向けが337億59百万円(前期比93%),農業機械及び産業機械部門向けが37億24百万円(同70%)であった。

 また,国内5つの関連会社と海外の中国シャンテック及びサガタイランドの2社を合わせた09年度連結決算では売上高421億46百万円(前年比91%),経常利益19億73百万円(同75%)となり,海外工場も貢献した。しかし米国デクステックは自動車不況のために赤字決算となった。

 海外部門の業績は,中国シャンテックが売上高26億16百万円(前年比123%),サガタイランドが24億21百万円(同82%)で,米国デクステックは66億28百万円(同76%,1ドル=百円換算)であった。しかし,米国は今年に入って自動車生産が上向いてきたことで現在は同社売上も140%へと回復をみせており,また中国シャンテックも小型車の補助金制度で好調な状況にある。

【2010年7月号】

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