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サン・ファスナー部品がサンアジャストボルトを拡大
【ねじ・ネジ・業界紙】サン・ファスナー部品†(東大阪市楠根。若野繁治社長)は、オリジナルブランドのレベル調整ボルト“サンアジャストボルト”のアイテムを拡大した。重荷重用S-V1等の四種類に太径M24サイズを追加すると共に、新タイプとして非移行性機能を備えた防振用タイプを開発した。なお、重荷重用S-V1タイプの受座部分には、平面型よりも耐荷重強度に優れたドーム形状を採用している。
太径のM24サイズを追加したタイプは、重荷重用S-V1、一般用S-C(受座部80†)、一般用S-G(受座部100†)、固定用穴付S-G1の四種類。但し、固定用は受注生産。全タイプともに材質はSS400相当、表面処理はユニクロメッキ付。他サイズと識別するため、各タイプの品番後尾には「u」の記号が付く(例=重荷重用はS-V1u)。サイズはM24×130・150・180†。既に販売しているシリ-ズ製品と同様にJQA(日本品質保証機構)試験成績書を揃えている。重荷重用タイプの受け座部は、今回のM24サイズのみ従来品とは異なり、ほかのタイプでは標準化しているドーム形状を採用。
新規開発の非移行性機能を備えた防振用タイプは、振動を吸収するゴムにNCR白色を使用。硬度は75度±5度。特徴は、通常の締結に使用した場合、従来の防振用タイプは長時間床面に接触するうちにゴムの色が荷重によって床面へ付着してしまうが、新タイプはゴム自体に非移行性を持たせることで、この問題を解決している。
第1915号
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- サン・ファスナー部品がサンアジャストボルトを拡大 -- 2003/12/16 火曜日