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大阪府 平成24年9月期業種別動向調査・機械器具卸売業
【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪府商工労働部では先般、定期実施する業種別動向調査として平成24年9月期における結果を取り纏めた。
今回の調査対象は、機械器具卸売業、油圧・空圧機器製造業、塗料製造業、中小貿易商社、広告業、宿泊業、警備業の合計7業種。今号では、ねじ産業にも関連の高い「機械器具卸売業」に焦点をあて、景況動向や見通し等を以下に紹介する。
受注・販売状況をみると、平成23年3月の東日本大震災で、一時期大幅に落ち込んだものの、災害復興需要が増加し、タイ洪水の復旧需要も加わって、23年夏頃には受注も回復に転じた。
24年夏現在、総じてリーマンショック前の7割前後の水準で推移している。収益は総じて改善基調にあり、工作機械及び、特殊切削工具の取り扱い比率の高い業者の収益は好調である。
今後の見通しは、復興に向けた動きが本格化するとともに、消費財関連業種向けの需要が持ち直しているが、自動車関連でややかげりが出てきており、中小業者の中には、徐々に厳しい状況に陥る懸念も出ている。
第2246号6面
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- 大阪府 平成24年9月期業種別動向調査・機械器具卸売業 -- 2013/02/28 木曜日