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大阪府商工労働部 23年12月期業種別動向調査・金属プレス業
【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪府商工労働部ではこのほど、定期実施する業種別動向調査として23年12月期における結果を取り纏め、今回の調査対象合計7業種のうち、ねじ産業にも関連の高い「金属プレス業」と「作業工具製造業」に焦点をあて、各業種における動向や見通し等以下に紹介をする。
金属プレス業の受注は、発注元の大手メーカーにおける生産の海外シフトが進んでいるため、取扱品目によって異なるものの、国内では減少している。業種によっては大きく受注を減らした分野もあり、リストラをはじめとしたコスト削減策に取り組んだ企業も見受けられる。
その一方、既に海外工場を保有する企業では、現地での生産を拡大させる動きが見られ、国内生産の縮小・海外生産の拡大の傾向が強まっている。
先行きについては、最近の円高等の影響により、大手メーカーを中心とした生産の海外シフトが一段と進むことが予想され、国内での生産量の増加は期待薄であることから、海外展開を視野に入れるなど、各企業は生き残り策を模索している。
第2214号7面
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- 大阪府商工労働部 23年12月期業種別動向調査・金属プレス業 -- 2012/03/26 月曜日