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サイマコーポレーション いたずら防止ねじ等、企画力重視の更なる発展を
【ねじ・ネジ・業界紙】
（株）サイマコーポレーション（神奈川県藤沢市辻堂。斎間孝社長）は今年１月に創業６０周年を迎え、社内での記念式典を新・江ノ島水族館で開催。社員とその家族、中国関連会社のスタッフなど総勢７０名が出席した。
縫製工場からねじ商社に転身し、いたずら防止ねじ「ＴＲＦシリーズ」等のヒット商品を生み出すなど飛躍的な成長を遂げている同社。斎間社長は「６０年は人で例えると還暦に当たります。縫製業として生まれた当社は新たな企業意義をもう一度考え、ゼロからのスタートと位置づけ、企画力を重視して更なる発展を目指したい」との方針を掲げた。
同社のヒット商品は、いたずら防止ねじ「ＴＲＦシリーズ」や樹脂専用タッピンねじ「ノンサート」、頭部形状が低い「スリムヘッドスクリュー」など。
これら製品の開発や拡販に成功し、２００２年には成長著しいアジア諸国への進出戦略として、マレーシア、シンガポール、中国に連絡事務所を開設。翌年には、ねじ企業数社と共同で中国に品質管理と物流加工を行う事業所を開設。さらにはシンガポールの企業を子会社化した。
各拠点を通じてねじの輸出入を行うだけでなく、ねじ企業の海外展開への支援業務にも乗り出すなど、販売の枠を超えてサポートやコンサルタント業務にも着手するようになった。その後もベトナムに連絡所を設けるなど、海外展開を積極的に進めている。
第2210号
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- サイマコーポレーション いたずら防止ねじ等、企画力重視の更なる発展を -- 2012/02/16 木曜日
