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佐賀鉄工所、車両向け減も売上416億円
【ねじ・ネジ・業界紙】 株式会社佐賀鉄工所(本社・佐賀県佐賀市神園1-5-30)は6月19日に定時株主総会及び取締役会を開催し,代表取締役社長に小林伊知郎氏(前専務取締役)を選任し就任した。前代表取締役社長の勝谷辰三氏は相談役に就いた。
第61期事業報告並びに決算報告では,同社単独の売上高(08年4月~09年3月)は416億50百万円(前期比92%)となり,同社売上の約9割を占める自動車向けが下期に落ち込んだことによる影響を大きくうけたことが報告された。こうした中にありながらも利益面では,経常利益18億14百万円(前期比46%),当期純利益10億48百万円(同45%)を確保した。
売上高の部門別の内訳では,自動車部門向けが363億44百万円(構成比87%,前期比91%),農業機械及び産業機械部門向けが53億5百万円(構成比13%,前期比96%)であった。
また海外子会社を合わせた連結決算では,中国シャンテック,サガタイランド,米国デクステックともにおおむね堅調であったため売上高465億20百万円(前年比91%),経常利益26億45百万円(同55%),経常利益率5,7%(前期9.4%)となった(海外子会社の決算数値は期末実勢レートで算出し,シャンテック,サガタイランドの売上高各2,221百万円と2,555百万円,経常利益の各333百万円と308百万円,デクステックは当期純利益の持分である84百万円を含む)。
【2009年7月号】
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- 佐賀鉄工所、車両向け減も売上416億円 -- 2009/08/01 土曜日