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旭サナック ユーザーのグローバル化に貢献
【ねじ・ネジ・業界紙】 国内の多くのお客様では、海外工場の増産対応を含めて新規の設備投資に当たっては、画期的なコストダウンと付加価値向上をご要求されるので、厳しい価格対応と共に個別のニーズに対する即応が必須となりました。
弊社と致しましては、従来にも増して工場における柔軟な対応能力を向上させると共に、主力のボルト生産機においては、ツーツーのSTシリーズと3~4段のAQシリーズを統合し、シンプル、コンパクトの設計思想とユニット生産方式採用による新しいSQシリーズ、またネットシェイパーのSFシリーズには新たに小型機のSF50を開発してお客様の多様化したニーズに応えられるように注力してまいりました。
さらに当社のグローバル化の考え方としては、国内のお客様のグローバル化をフォローすることであり、特にアフターサービスを海外でも確実に実施することが重要と考えております。これまでご活用いただいてきたサービス専門集団の(株)エーオーの活動を、国内のみならずお客様の海外工場においても展開できるように体制を拡充いたしました。また、昨年には中国・上海の駐在員事務所を現地法人化し、タイのバンコクにもアフターサービスの拠点を設置いたしました。
一方、金型事業部の体制も強化し、新規の鍛圧製品の開発、試作を積極的に推進すると共に、圧造技術スクール(FTS)を通じてユーザー企業の人材育成に少しでもお役に立てるように努力してまいりました。
さて本年は本当の意味のグローバル化、すなわち国内市場の活性化を含めたグローバル化に挑戦する年と考えられます。海外へのシフトは続きますが、その中で国内の工場や市場を転換させ、いかに付加価値のある市場にしていくか、行動する時だと思います。
2011年も飛躍的に市場が拡大する予測は難しいですが、確実に成長していくと期待しています。
私事ながら今年干支の周期が回ってきました。一つの節目なので新たな気持ちで足元を固め、お客様、社員の期待に応えるチャンスだと意を強くしております。技術革新やグローバル化のさらなる進展などに適切、かつタイムリーに対応すべく、積極的なマーケティング活動を展開し、顧客ニーズの具現化に少しでも貢献できるように尽力してまいりますので、倍旧のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
第2170号5面
見出し一覧
- 旭サナック ユーザーのグローバル化に貢献 -- 2011/01/13 木曜日