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紀州ファスナー工業 中江理廣会長が黄綬褒章を受章
【ねじ・ネジ・業界紙】 紀州ファスナー工業(株)会長・中江理廣氏は「業務に精励し衆民の模範である者」を対象に授与される黄綬褒章を受章。伝達式は11月12日、東京港区のザ・プリンスパークタワー東京で行なわれた。
中江氏は昭和32年2月、ねじの将来性を確信し、大阪市生野区にて紀州ネジ製作所を創業。創意工夫と努力を重ね50年以上ねじ一筋に職務に精励した功績は日本のねじ業界に大きな足跡を残すと共に、材料からの一貫生産は低コストと高品質を実現させる優れた生産技術が確立されている。
ねじ業界団体功績では、昭和63年に日本ナット工業組合の理事として大阪府知事表彰を受賞。平成元年に社団法人日本ねじ工業協会の監事に就任し、3年から理事に就任して現在まで19年以上にわたり業界の発展に寄与。
地域経済においては、長期の不況下で経済・雇用環境が厳しい和歌山県印南町に生産拠点(現:紀州ファスナー工業(株)和歌山本社工場)を設立し、地域経済発展にも大きく寄与した功績は顕著なものがあり、21年に商工業の振興功績により和歌山県知事表彰を受賞している。
第2167号3面
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- 紀州ファスナー工業 中江理廣会長が黄綬褒章を受章 -- 2010/12/10 金曜日