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阪村機械製作所 日本ねじ工業協会の50周年を祝す、抜本的変化のフォーマー開発に

 【ねじ・ネジ・業界紙】 社団法人日本ねじ工業協会様の創立50周年を迎えるにあたり、お祝いと感謝の言葉を申し上げます。

 株式会社阪村機械製作所は終戦後より主として冷間ヘッダーを製作してまいりましたが、1965年にナット業界の革命といわれるNP―3段式ナットフォーマーを発明し、1200台が業界に採用されて、今日の阪村機械製作所の基盤が築かれました。

 その後、ボルトフォーマー、パーツフォーマー、ロータリーローリング、熱間フォーマーと開発をすすめ、世界最大級の大型冷間フォーマー、熱間フォーマーを製作するまでに大きくして頂きました。
 しかるに、この機械を買って頂くお客様は、一昨年末から始まった100年に1度といわれる大不況による影響ばかりでなく、鉄線や諸資材の高騰、更に需要業界からのコスト低減・高品質の要求、海外ねじ製品の市場圧迫等の諸問題で、厳しい環境におかれているのが現状であります。そのため阪村機械では、抜本的にフォーマーそのものを考え直す開発に入りました。

 (1)段替えをはじめ、すべてにスピードを求める(5000個の段替えも20秒以内に行います)。
 (2)金型はインサート、ニブだけの交換とする(パンチは再製して数回コーティングして用います)。
 (3)切削(研削)の後加工をフォーマー内に取り込む(切断時の破断粒子をなくすべくつとめます)。

 これらは各工程が個別のダイブロックでないと対応出来ないため、その特許をもつサカムラ独創のシステムになると思っております。

 阪村機械は全社員で、次の50年へとむけて頑張ります。日本ねじ工業協会様も創立50周年を契機とし、益々ご発展されますことを祈念いたします。


第2166号5面

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