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関西ねじ協同組合 ねじの信頼性向上など腐食寿命試験で特許登録

 【ねじ・ネジ・業界紙】 関西ねじ協同組合(箕村理理事長)ではこのほど、ねじの信頼性向上及び高度化などに応用可能な一つの手法として、発明名称「金属腐食の加速試験方法及びその方法による腐食寿命予測」で特許登録を行なった。登録番号は特許第4471897号。登録日は平成22年3月12日(出願日17年7月21日)。

 同特許は、自然環境下における耐食性の判断予測数値が得られる試験方法。塩水噴霧などの各種試験方法よりも優れた相関性関係を表し、現段階での特許試験を活用した腐食寿命予測では国内沿岸部において「約12倍加速」のサンプル結果が示されている。

 5月14日に特許登録に関する発表会が同組合事務所会議室で開かれ「更に幅広く充実した研究開発を重ねていく中で精度を高め、ねじ業界のスタンダード、ISOへの登録も視野に入れた試験方法の確立を目指していく。そのためにも、従来の試験方法よりも簡易の良いFCK法が、組合員外の業界関係企業など多範囲にわたって採用される普及活動等に取り組む」との見解が示された。

 また、同研究は新年度における事業活動でも継続推進されるものとしており、過去の事業実績や試験経緯・結果などは冊子「ねじの腐食寿命と試験方法の検討」1~4までに纏められている。


第2149号1面

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