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SDCねじ性能試験機の普及へ(5)

 【ねじ・ネジ・業界紙】SDCねじ性能試験機の特徴は、ボルト・ナットの弾性域や塑性域での締付け試験のほか、ねじ締結体に軸方向への外力を負荷させる連続試験が可能で、トルク法・回転角法・トルクこう配法の各種締付け方法に対応。試験項目の座面トルクとねじ部トルクは分離独立した測定が行なえ、各試験項目を自由に組合せて特性線図・解析グラフを作成できる。締付け速度の変更によって実際の締結状況を想定した試験と、ボルトの引張試験も可能。試料体のボルトとナットが焼付いた場合には下方向への垂直引張により試験機からの除去を短時間にし、パソコンでのデータ集中管理及びねじ試料取付けの容易さから、測定のスピード化や次の測定への移行が速い。

同試験機の活用例では、新製品の研究・開発段階や製品化時の確かな品質及び性能を保証する理論、データ、解析と、それを裏付ける使用した装置の評価基準が確立されていることで、信頼性の高い製品並びに適確な締結方法を提供できる。既存の流通・生産製品も同様の活用が行なえ、また既存品に新たに付加価値を有した製品の保証や、以前から設定している締付け管理の見直し等にも応用が可能。


販売価格は1機二千五百万円とし、田中が製造とメンテナンスを、由良産商が販売を担当する。受託業務は、JISに規定されたねじ部品の締付け試験方法等の一般的な評価試験に加え、環境に適応した代替メッキ・各種潤滑材の特性評価、開発製品の性能評価などもおこなう。


将来的には、試験機の校正を保つために導入企業同士の相互評価等も構想している。





第1987号1面

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