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大阪府立産業開発研究所 21年3月期業種別景気動向ヒアリング調査結果その2

 【ねじ・ネジ・業界紙】 「機械器具卸売業」をみると、

 工作機械や切削工具などの受注・販売動向をみると、平成20年前半までは前年同月比で増加が続いた。これは、自動車や、建設機械、造船などの輸出が好調に推移し、関連業界に旺盛な設備投資や生産増加がみられたためである。

 

 しかし、20年秋の世界的な金融危機が実物経済に波及し、自動車をはじめ、電機、一般機械など製造業の相次ぐ減産や設備投資の抑制などにより、工作機械需要は20年秋以降急速に縮小した。また、切削工具や作業工具の受注も減少するなど、機械器具類の受注は月を追うごとに減少幅が拡大している。

 ユーザーの多くは設備投資の先延ばしや中止を決め、生産調整も続けているため、工作機械や工具需要はしばらく、大幅に減少するとみられる。

 しかし、一部自動車メーカーでは在庫調整にめどが立ったとして、5月以降増産計画を打ち出しており、関連企業からの受注もその頃には出てくるとする見方もある。


第2118号5面

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