現在位置: HOME > ニュース > ねじ・締結ニュース > 記事


[PR] 

日本塑性加工学会関西支部 フセラシ三重工場で技術研修会を開催

 【ねじ・ネジ・業界紙】 日本塑性加工学会関西支部(宅田裕彦支部長=京都大学)は11月14日、精密ねじ及び自動車用パーツ等のメーカーである(株)フセラシの三重工場(三重県三重郡菰野町千草5727―6)において第21回技術研修会「これからのねじ作りをどのように考えるか―新技術による材料や加工方法の上手な使い方―」をテーマに開催。日本ねじ工業協会の会員をはじめとするねじ並びに関連企業、需要産業のユーザーなど幅広い層から百名近くが参加。工場見学、講習会を通じて更なる生産技術の向上や現場改善に繋がる貴重な研修会が行なわれた。
 
 

 見学会は、ISO/TS16949認証取得など高度な品質と精度を造りだす熱間・冷間圧造(各種フォーマー)、冷間鍛造(プレス)、ねじ立て、仕上加工、溶接・リタップなど卓越した各工程の生産システム。最終検査、プラスチック通い箱の洗浄及び他のダンボールなど梱包形態に合わせて資材供給と製品計量を自動化した包装ライン、各種試験並びに検査設備なども見学。

 徹底した5S活動、生産性向上プロジェクトの“未来に羽ばたくFLAP10”への取り組みなどを背景に、国際競争力を備えた最先端の製造現場を巡った。ウエルカムホール1階では、同社の歩みと世界及び日本のねじの歴史や出来事を紹介したパネル、グループ国内外の生産拠点における生産品のサンプル等が展示され、一通りの説明を受けて会議室に戻る。
 
 講義では、素材・圧造・転造・金型のそれぞれの分野における最新開発事例や改善事例等が、大阪精工・旭サナック・三明製作所・ヤマナカゴーキン4社の技術者諸氏によって細かく以下の内容にて紹介され、ねじメーカーが抱える課題と今後の展望について検討。また、講義終了後には個人対応の具体的な技術相談が行なわれた。


第2095号3面

関連記事

powered by weblio




見出し一覧

nejinews

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

中村商会

オーエスアイツール

ねじサラちゃん、ヒタチ
CHEMISネットショッピング
注目のニュース