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八幡ねじ 鈴木社長がYaCS基幹システムを紹介
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)八幡ねじ(愛知県北名古屋市)の鈴木建吾社長は、10月16日に名古屋ミッドランドホールで開催された日経ビジネス・イノベーション・フォーラムにおいて「2008年中小企業IT経営力大賞 経済産業大臣賞・受賞企業による事例紹介」の講師を務め、良い会社づくりを目指していくなかでのIT活用法及びシステム構築等について講演をおこなった。
鈴木社長は、まず自社開発をおこない運用するYaCS基幹システムに触れて「社員全員参加の成果がシステムを完成させ、また作り上げるためにはその行動が必要であった。中小企業IT経営力大賞を受賞できたことは全社の努力が実を結び、社員が持てる力を充分に発揮できる仕組みの良い会社づくりを目指しています」と前置きし、同社の企業概要説明へと入りビデオを放映。メーカーベンダーとしての取組みや、あと施工用アンカー等のYTシリーズ製品とYMキャップスクリュー、FN・HI事業部と海外工場(タイ・中国)の各業務などの内容を紹介。
YaCSシステムは、FN事業部では10万種類の取り扱い製品を1本からの即日出荷を可能とし、HI事業部は全国3300店舗のホームセンターとの取引きにおいて納品率98%達成を実現等々の活用事例を発表。不特定多数の購入者層を相手にするホームセンターで、ねじ並びに関連製品の膨大なアイテムとサイズから簡単に商品を選び出せる色分けした同社唯一の識別システム、モノを売るためのデザイン重視のマネージメント(02年グッドデザイン賞、05年デザイン・エクセレント・カンパニー賞)も披露。
今後のYaCSシステム活用計画として移行できる業務の更なるIT化、グローバルSCMの展開として世界最適生産の海外工場(独資)における在庫管理及び稼働状況のリアルタイム把握等を挙げ、最後に「八幡ねじの知恵と力で提案と問題解決。社員の意識を高めて良い会社をつくります」と締め括った。
第2092号3面
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- 八幡ねじ 鈴木社長がYaCS基幹システムを紹介 -- 2008/11/07 金曜日