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大阪府立産業開発研究所 平成20年度6月期業種別景気動向ヒアリング調査結果

 【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪府立産業開発研究所はこのほど、平成20年度6月期の府内における「業種別景気動向ヒアリング調査」の結果をまとめた。今回の調査対象業種は、鍛工品製造業、非鉄金属スクラップ卸売業、タオル製造業、電子部品製造業、食品卸売業、ハウスクリーニングの6業種。

 その中からねじ産業にとっても関連性の高い「鍛工品製造業」と「非鉄金属スクラップ卸売業」の業種に焦点をあて、現況や今後の見通しについての報告結果を以下に紹介する。

 【鍛工品製造業】
 
 建設機械や産業機械の好調な内外需を背景に、生産は平成14年頃から前年を上回る水準で推移し、過去最高を更新した企業も多い。
 
 収益面では、鋼材価格が大幅に上昇しているが、これまでかなりの程度は出荷価格に転嫁できている。しかし、燃料費など間接的な経費の上昇分は価格転嫁が難しく、収益は圧迫されている。
 
 4月以降はこれまでの受注好調の勢いにかげりがみられる企業が多く、今は踊り場で今年秋以降の見通しは不透明とする企業が多い。


 【非鉄金属スクラップ卸売業】

 非鉄金属スクラップは、資源輸入に頼るわが国では希少な資源を再循環させるうえで欠かすことができず、近年「都市鉱山」と呼ばれるほど注目されている。

 その発生量、需要量ともに増加しており、あわせて昨年からロンドン金属取引所( London Metal Exchange。以降「LME」と略す)相場の高騰により、販売価格が上昇、各社の売上高は拡大傾向にある。


第2090号5面

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