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日機連 平成20年度機械工業生産額見通し調査結果

 【ねじ・ネジ・業界紙】 日機連が発表した「平成20年度機械工業生産額見通し調査結果」によると、19年度実績は前年度比4.5%増の87兆1,532億円となり、海外需要の好調で増加基調が続く企業収益を背景に、設備投資が堅調だったこと、輸出もアジア向けを中心に概ね堅調だったことが要因としている。

 20年度の見通しについても懸念材料(原油・資材価格の上昇やサブプライムローン問題による影響)があるものの、アジア・欧州・産油国向けを中心とした輸出の伸びや、堅調な民間設備投資に支えられ、またエネルギー・環境分野への設備投資も高水準を維持すると見られることから拡大基調が続くと見られるとしている。

 こうしたなかで、平成20年度の機械工業生産額は前年度実績に比べ2.6%増の89兆3,842億円となる見通しである。業種別では、一般機械は前年度比3.1%増加の16兆9,545億円、電気機械は同2%増の8兆2,550億円、情報通信機械は同1.3%増の8兆4,721億円、輸送機械は同2.2増の36兆4,437億円、精密機械は同1.3%増の4,544億円となる見通しである。


第2085号1面・5面

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