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ハードロック工業 中国鉄道省の使用基準に合格
【ねじ・ネジ・業界紙】 ハードロック工業(株)(東大阪市川俣1―6―24。若林克彦社長)ではこのほど、中国国家機関の機械科学研究院においてハードロックナットを対象にしたユンカー式ねじゆるみ試験を実施。世界トップレベルの効果が得られるとの最高の評価及び、中国鉄道省の国鉄への使用基準に合格したことを受け、同国における鉄道部門への本格業務展開を開始している。
同社では、約3年前より中国鉄道省への販促に向けた幾多の取り組みを行ない、先般に機械科学研究院での適用試験が実施された。試験の結果、全てのテストピースが締付けトルクに対し、試験後のトルク測定では80%以上を維持した数値を示して、中国鉄道省の国鉄への使用基準を余裕で満たして合格。そのうち100%の測定もみられるなど、世界トップレベルのゆるみ止め効果が得られるとの最高の評価を受けた。
このことから、同国における鉄道部門への本格業務展開を開始した。現地をはじめ合計4拠点の代理店を通じて海外基幹産業への拡販対応に、品質管理・検査部門並びにデリバリー体制の更なる充実と強化を目的として、本社工場隣接の建物を購入した。
検査部門では、今春よりオーダーメイドのユンカー式ゆるみ試験機の第2号機が、初号機よりも強力型でM8~M16の4サイズを対象範囲にバージョンアップし稼動しているほか、従来の目視検査から一層の信頼性提供のために毎分最大300個の処理能力を有する自動検査装置が今秋に導入予定である。
第2084号13面
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- ハードロック工業 中国鉄道省の使用基準に合格 -- 2008/08/27 水曜日