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フセラシ タイに現地法人設立へ

 【ねじ・ネジ・業界紙】 “パーツが造る、人と地球の未来”を企業テーマに掲げて展開するフセラシグループでは、グローバルニーズへの対応を目的に海外第3番目の生産拠点としてタイ王国ラヨーン県への進出を決定し、現地法人の設立準備と工場用地の購入取得を発表した。

 タイへの進出は、東南アジアを代表する工業都市へと発展を遂げる同国において、自動車・電機など各国の大手企業とそれらに関連する部品・素材産業が集積し、目まぐるしい工業化が急速に図られている。これを反映して、首都バンコクを中心とした38工業団地には約1500社(07年10月現在)の日系企業が拠点を構える。そのなかには同グループの取引先もみられ、提供製品における現地調達の要請を受けたことから、グローバルニーズへの対応等を踏まえて進出を決定した。
 
 住所はラヨーン県ヘマラート・イースタン・シーボート工業団地。日系自動車・建設機械及びねじメーカー等が操業中もしくは進出予定。バンコク新国際空港(スワンナプーム空港)から自動車移動で所要時間約1時間、日本人約4千人が居住するシラチャー市街からは約40分の距離。購入取得した土地面積は1万5千坪。フセラシと九州フセラシの100%出資により、マザー工場の役割は九州フセラシが務める。役員は、代表会長に嶋田守氏(フセラシ社長)、代表社長には中国生産会社総経理の中野眞次氏が兼務。工場長並びに生産責任者(九州フセラシより選任予定)、ほか営業2名などを配置予定。
 
 現在の状況は、工場用地の購入取得契約を締結し、現地法人(仮称)の「(株)フセラシ タイランド FUSERASI(THAILAND)CO.,LTD」(略称F・R・T)の登記申請および、工場建屋を着工中。BOI認可、生産機械の導入(後加工機20台・フォーマー機2台予定)等を経て、来夏には本格操業を計画している。
 
 これにより、同グループの海外生産拠点は米国オハイオ州のFuserasi International Technology(F・I・T)Inc、中国浙江省の寧長波華布施螺子有限公司(C・H・F)と併せて3拠点となる。


第2084号5面

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