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富士製作所 超強力緩み止めフジロックを開発
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)富士製作所(東大阪市菱江270番地。木村繁雄社長)では、大阪府立産業技術総合研究所(和泉市あゆみ野)の技術指導を受けて進めてきた新機構の「緩み止めナット」において製品化に成功。
産官連携による研究開発の活動成果が実り、同社と大阪府の両者での共同発明として特許を出願した。また同製品は「フジロック」の名称のもとに、ダブル・トリプル等のロックナットシリーズのアイテムに加えて本格販売を開始した。
ロックナットシリーズの新たな製品アイテムの加えた「フジロック」は、上ナット(左ねじ)・下ナット(右ねじ)と内蔵するカラー形状の中ナットから構成されている。
この3つのピースは、完全にセット化(組み付け)した状態で効果的な緩み止め機能を発揮するため、容易に分解できないように同社からの出荷・納入の際には一体化(ワンピース)となっており、ペアナット等にみられる部品管理を削減し作業性の良さも追及している。最大の特徴は、ワンピース型でペアナット等よりも強固な耐緩み性を有していることである。
第2081号3面
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- 富士製作所 超強力緩み止めフジロックを開発 -- 2008/07/22 火曜日