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池田金属工業がディスゴ処理製品を識別化

 【ねじ・ネジ・業界紙】池田金属工業†(本社=大阪市西区。池田哲男社長)では、環境対応製品の一つとして在庫販売するノンクロムの高耐食表面処理ディスゴ(DISGO)を施したファスナー類に、オリジナル作成したシールを小箱へと貼付け出荷していることが、他のメッキ処理製品等と識別可能なことから市場で高い評価を受けている。また本社社屋内には、特徴ある機能を備えた新製品等が展示されるショウルームや、製品の検査等をおこなう品質管理室を設置するなど、顧客の販促活動への支援体制整備に取り組んでいる。


同社は、ねじの流通商社としての展開を図ると共に“より良い締結システム”の提供を目指して、用途・ニーズを満たす様々な製品の取り扱いに加え、最終ユーザーの問題を解決するタッピンねじのトルク解析セミナーなど、幅広いハードとソフト両面の業務をおこなっている。そのなかで、世界的に高まる地球環境保護に準じた対応製品にディスゴ処理ファスナーを位置付けて、市場への販売活動を進めている。 

平成13年8月に「将来性が高い商品であり、これを普及させる事により社会・地球に貢献できるアイテム」と捉えて、日本ラスパートとの間にディスゴ処理における賃加工および同処理加工ファスナー製品に関する第1号の販売代理店契約を締結。その後、永年培ってきた商社機能・ノウハウを活用して市場調査などをおこない、ディスゴ処理の水素脆性ゼロという特徴が活かせるファスナー製品の在庫体制を構築すると共に、多種にわたるファスナーやパーツ類への賃加工を担ってきた。在庫販売するディスゴ処理ファスナーは、製品機能を最大限に引き出せるシルバー低温焼付タイプの加工が施され、全品種・全サイズに他のメッキ処理品等と識別するためのオリジナルシールが梱包小箱に貼り付けられている。


このシールは、ディスゴ処理加工後にメーカーから池田金属工業へ入荷した時点で、製品検査などがおこなわれたあとに貼り付けられ在庫棚へと収められる。自社・顧客において出荷時の間違いを未然に防止できる目印として重宝されているだけでなく、最終ユーザーからはリピートオーダーの品名指定や、安心して使用できる製品基準マークになるなど、多くの効果を現わしている。在庫のラインナップ(サイズ)は、10・9六角ボルト(M6〜16)、12・9六角穴付きボルト(M6〜16)、S45C 六角ナット(M6〜16)、ハイテン用丸ワッシャー(M6〜16用)、スプリングワッシャー(M6〜16用)。


顧客の販促支援体制の一環に設置されたショウルームと品質管理室は、本社社屋内の物流倉庫を隔てた場所の1階部と2階部にある。ショウルーム(1階・2階)には、ねじ・締結に関連する独自の特徴並びに機能を備える緩み止め防止のスカートナット、悪戯防止のТRFシリーズ、潰れた雌ねじを再生するリコイル、毀損ボルトを簡単に取出せるクイックセンター、ディスゴ処理ファスナーのほか、環境対応製品のブライトセラムや消費電力を大幅に削減するdioライトなどが展示されている。品質管理室には、同社が定期的に開催するタッピンねじのトルク解析セミナーに用いられているトルクアナライザー・QCプロを完備して、タッピンねじにおける締結設計で重要な三大必須要件“下穴径、締付トルク、ねじ種類・サイズ選定”の提案をおこなう。また、標準品や図面指定特殊品の製品形状・ねじ精度等の測定及び検査による各データの蓄積化をおこない、ユーザーからの厳しい品質要求に対応したトレサビリティーなどの確立に取り組み、要望に応じてデータの提出と検査等の受託を実施していく。


なお、タッピンねじのトルク解析セミナー並びにショウルームの見学は随時受付けている(本社開発部=電話〇六―六五三八―五九四一)。








*この記事は、 2004年3月24日 にWEBで公開したものです。

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