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エアバス、中国市場向け航空機生産を本格化

A320
スターフライヤーのA320機(エアバス)
 エアバスが中国市場における航空機生産を本格化させる。エアバスは24日、中国・天津に建築した最終組立工場に、単通路型機A320の主要パーツの輸送を開始したと発表した。パーツは四川航空向けのもので、同工場で組立てられる初の単通路型機。8月に組立てを開始し、引渡しは2009年上半期の予定。主に中国市場向け航空機を生産する同工場の稼働により同社ではA320ファミリーの生産量増加を加速させ、2010年までに月産40機を目指す方針だ。

 今回のパーツは、欧州各地のエアバス製造工場から輸送。主要パーツはそれぞれ6つのジグに取り付けたまま、河川用船舶(バージ)に載せられて独ハンブルクを出発。A320の前胴部、後胴部、主翼、水平および垂直尾翼、エンジン・パイロンはバージによって短い距離を移動し、ハンブルク港のコンテナターミナルまで輸送。コンテナ船に積み込まれて天津に向かう。同工場への輸送には約1カ月を要す。

 同社では中国における旅客輸送が今後20年間で5倍に増加、合計で2670機の新造旅客機の需要があると予測しており、中国市場向け航空機を生産する同工場を重要な拠点として位置付けている。今後同工場では中距離向け単通路型機A318、A319、A320、A321などのA320ファミリーの生産量を増加させ、2010年までに月産40機を目指す。

 この天津の最終組立工場は、エアバスが51%、中国の企業連合が49%を出資して設立した合弁会社。中国の企業連合は天津港保税区(TJFTZ)、中国航空工業第一集団(AVIC I)および中国航空工業第二集団(AVIC II)の3団体で構成され、49%の出資率のうち、TJFTZが60%、AVIC Iが 20%、AVIC II が20%出資している。

 エアバスは100座席から525座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国に現地法人を置く。本社は仏トゥールーズ。EADSが100%出資する。詳しくはエアバス公式ホームページ(http://www.airbusjapan.com/)まで。


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