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初のプログラム可能ゲイン・アンプ発売、米アナディジックス

 【ウォレン(米ニュージャージー州)25日PRN=共同JBN】米アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は25日、DOCSIS3・0ケーブルモデムとE-MTAアプリケーション用に最適化した初めてのプログラム可能ゲイン・アンプARA2017を発売した。このデバイスは高リニア・パワーレベルをサポート、チャンネルボンディングを可能にし、ケーブル・システムでのアップストリーム・パスにおけるデータ・レートをより高くする。

 アナディジックスのロン・マイケルズ上級副社長兼ブロードバンドビジネス部門ゼネラルマネジャーは「アナディジックス社は常に業界初を誇りにしている。ARA2017は技術カーブの先を行く製品開発という会社のコミットメントの好例であり、その性能はケーブル・システム事業者により高い2方向データ・レートを提供し、ケーブル・システムの顧客に提供するサービスを強化するのを可能にする」と語った。

 ARA2017はDOCSIS3・0ターミナル製品の性能に不可欠であり、ケーブルラボ(CableLabs登録商標)における最近の試験に基づいてDOCSIS3・0使用に認定されたケーブルモデムの複数ベンダーによって使用されている。

 ARA2017は5MHz-85MHzの周波数範囲で作動し、ハーモニック・ディストーションと出力ノイズレベルを最小限にしながらDOCSIS3・0仕様の+64dBmVの信号レベルをサポートする。ARA2017は最少の減衰で33dBのRFゲインを持つ。インテグレートされデジタルでコントロールする複数段階のプレシジョン・ステップ・アッテネーターは2dBずつの増加に対して58dBまでの減衰を提供する。このデバイスはシングル5V電圧供給が必要で5ミリx5ミリ、28ピンのQFNパッケージで提供される。

 アナディジックス社のARA2017は5000個単位価格3・60ドルで現在利用可能である。

 製品特性はwww.anadigics.com/products/cable_broadcast/reverse_amplifiers/ARA2017参照。

 製品価格あるいはサンプリングについては、以下から問い合わせできる。

 http://www.anadigics.com/worldwide_sales
電話:+1-908-668-5000
 ファクス:+1-908-668-5132

 ▽アナディジックスについて
 アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は、急成長しているブロードバンド、無線・有線通信市場における半導体ソリューションの有力プロバイダーである。同社は米ニュージャージー州ウォレンに本社を置き1985年に創設され、受賞した製品はパワーアンプ、チューナー集積回路、アクティブ・スプリッター、ラインアンプ、その他部品などで、統合無線周波数・フロントエンドモジュールとして単品もしくはパッケージで販売される。詳細は www.anadigics.comまで。

(共同通信PRワイヤー)


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