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初期目的を達成と発表、臨床試験でレスバーロジックス

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)、カルガリー(カナダ)18日CNW=共同JBN】レスバーロジックス社(Resverlogix Corp.、TSX:RVX)は18日、脂質異常症市場に対応するリード医薬品候補「RVX-208」の第1相の7日間にわたる服用臨床試験データに関する予備的効果分析を完了したと発表した。2カ所の独立系、外部研究所が行った血清の盲検による分析はコレステロール逆転送系(RCT)経路のキーとなるバイオマーカーが一貫して改善していることを示している。

 同社のドナルド・マキャフリー社長兼最高経営責任者(CEO)は「24人の健康なボランティアによる7日間のRVS-208服用試験の分析では、偽薬に対して4つの主要指標のうち3つで統計的に重要な改善を示している」と語った。4番目の指標もまた明白な結果を示したが統計的に重要な結果だと立証されなかった。マキャフリー社長は「その他すべての脂質パラメーターは予測の範囲内だった。当社がこれから行う1b/2a相臨床試験では効果が目標のひとつなので、第1次の指標が予測通りだったのを喜んでいる。われわれは偽薬に対してプリベータHDLが30%以上、コレステロール排出が10%以上、血清ApoA-1が10%以上、HDL-Cが10%以上(統計学的に重要でない)それぞれ増加したことを特に喜んでいる。これはレスバーロジックスが先にアフリカミドリザルで行った研究と改善パターンが非常によく似ている。この7日間の試験の結果で重要なことは迅速な効果の発現であり、血清ApoA-1増加はファイザー社が行った先のApoA-1ミラノ組み替えタンパク研究で示された5週間(35日)の平均ベンチマーク総計の8%を上回っている」と強調した。

 マキャフリー社長はさらに「RVX-208が他の小分子化合物HDL/ApoA-1プログラムに比べて本当にユニークな部分は、RVX-208がApoA-1を内生させる点にある。レスバーロジックスはいまやアテローム性動脈硬化の治療法開発で他をリードしている。われわれの知る限り他の小分子化合物でそれがスタチンや他のHDL薬剤であれ脂質変更プログラムであれHDL機能とRCTを立証したものはない」と付け加えた。

 RCTは蓄積したコレステロールが排出のために動脈壁から肝臓へ運ばれる経路で、これでアテローム性動脈硬化が防がれる。RCTの主要な構成物質は高比重リポタンパク(HDL)とアポリポタンパクA-1(ApoA-1)である。RCTのかんじんな部分はコレステロール排出で、ここで蓄積されたコレステロールはマクロファージから取り除かれる。

 レスバーロジックスは2008年6月19日、サンディエゴで開かれるバイオ・ビジネスフォーラムで同日午後1時15分PDTからルーム4でプレゼンテーションを行う。

 ▽レスバーロジックス社について
 レスバーロジックスは、満たされていない必要が大きい重要な世界医療市場のために新治療薬の開発に従事している有力なバイオテクノロジー会社である。ネクスバス(NexVas=商標)計画はApoA-1を強化する新しい小分子化合物を開発するための同社の主要な重点計画である。これらの重要な治療薬は、アテローム性動脈硬化や急性冠状動脈疾患、糖尿病、アルツハイマー病その他の血管障害のような重要な病気の痛ましい重荷に対処するためのものである。同社の第二の重点は、がんや線維症のような増大している痛ましい病気に対応することを目的とするTGFベータ・シールド(TGF-Beta Shield=商標)計画である。レスバーロッジクスの株式はトロント証券取引所(TSX:RVX)で取引されている。詳しい情報は www.resverlogix.comへ。

(共同通信PRワイヤー)


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