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日産自動車、新型「ティアナ」を中国で生産開始

 日産自動車は16日、中国市場向け旗艦車「ティアナ」の新型モデルを中国現地合弁会社の東風汽車の襄樊工場(湖北省)で生産開始したと発表した。新型「ティアナ」は6月末から中国全土で販売開始される。価格は19万800人民元(約298万円)から33万2800人民元(約520万円)。同車の販売目標台数は初代「ティアナ」の倍増以上にあたる、月販8000台に設定している。

 新型「ティアナ」はV型6気筒の2.5リッター「VQ25DEエンジン」と3.5リッター「VQ35DEエンジン」を設定。適応型変速制御付きの新型エクストロニックCVTを組み合わせ、滑らかな走りと燃費の向上を実現させた。

 また中国向けには、燃費とパフォーマンスの良さを両立した2.0リッター直列4気筒の「MR20DEエンジン」設定。フロントとリヤの外観は中国専用とし、17インチ金属調塗装のアルミホイールを採用した「公爵」と呼ばれる特別グレードを投入する。「公爵」グレードはトップロードサンルーフやBOSEサウンドシステムも装備している。

 初代「ティアナ」は2004年に中国に投入され、累計16万6000台の販売を記録した。05年には同国の「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。07年にはJ.D.パワーの初期品質調査(IQS)のプレミアム アンドミッドサイズクラスで1位を獲得するなど、高い評価を得た。さらに、「ティアナ」は『中国新車アセスメントプログラム(C-NCAP)』で中型サイズセダン初となる5つ星を獲得するなど、安全面でも高く評価されている。


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