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MSNのLive@eduにエクスチェンジ・ラボを追加

 【レドモンド(米ワシントン州)28日PRN=共同JBN】マイクロソフトは教育機関を対象とするオンラインのコミュニケーションおよびコラボレーション・アプリケーションであるLive@eduサービスに、学生や同窓生向け無償の電子メール「マイクロソフト・エクスチェンジ・ラボ (Microsft Exchange Labs)」を付け加える。エクスチェンジ・ラボ機能付きのLive@eduは学生や同窓生に対して、仕事場で使うのと同様に信頼できセキュリティーを強化した電子メール体験へのアクセスとともに、大学のIT管理者にとってはセキュリティー機能と簡単な展開が付加され利点となる。マイクロソフトは現在ある教育システムに実証された技術を持ち込むことによって、IT管理者が緊密に接続されたインフラストラクチャーを構築し、学生と教育者にほかにはない経験を生み出すことを支援する。

 マイクロソフト・エクスチェンジ・ラボはLive@eduと同様にIT管理者、学生、同窓生に恩恵を与え、教育機関はこれから学生や同窓生にエクスチェンジ・ラボの受信トレイの選択肢も提供することができるようになる。Live@eduは大学や学生に以下のような利点を提供する。

 *信頼できるコミュニケーション:大学は10GBに受信トレイと20MBのアタッチメントを備えてホストする電子メール機能を学生に提供することができる。学生はまた、電子メールにアクセスし、アウトルック・ウェブ・アクセス、マイクロソフト・オフィス・アウトルックとともにウェブ可能な携帯電話を使って、職場のスタッフの中で経験するのと同様に接触したり、スケジュールを調整することができる。

 *コラボレーションのビルディングブロック:学内コラボレーションで利用しうる付加的なLive@eduサービスは、学生間の自由時間/予定時間一覧付きのスケジュール表の共有、配布リストを作る管理上のコントロール可能な学生名簿、学生名簿に業務上エクスチェンジを利用する教官やスタッフを付加する能力が含まれる。

 *セキュリティー機能の付加:エクスチェンジ・ラボ付きのLive@eduはまた、緊急用向きの電子メールが配信されたことを確かめるメッセージの追跡が可能になり、コンテンツ・フィルタリング機能で好ましくないコンテンツを含む電子メールを遮断する能力を管理者に与える。

 *教育機関のアイデンティティー:学校は校章付きの電子メール受信箱、学校が作成した特別テーマ、卒業後も持ち続けることができる学校名付きの電子メールアドレスを通じて、学生や同窓生と関係を深めることができる。

 ハインズ・コミュニティー・カレッジのITディレクターであるラッセル・ウッド氏は「学生たちとの確かな信頼できるコミュニケーションを持つことがわれわれにとって重要である。マイクロソフトLive@eduは、卒業した際に使うのと同様の電子メール体験を与え、IT管理者はメッセージのセキュリティーをよりコントロールすることができる」と語った。

 ▽マイクロソフトLive@eduに対する世界的利用高まる
 マイクロソフトLive@eduはまたウインドウズ・ライブ・ホットメール、マイクロソフト・オフィス・ライブ・ワークプレース、ウインドウズ・ライブ・スカイドライブのオンラインストレージを含み、学生の勉学を支援し、情報と写真を共有し、プロジェクトでほかの学生と教官とコラボレートし、通学中や卒業後も友人や家族と容易に接触を保つことを支援する。

 マイクロソフトはますますウェブ接続世界の中で大学におけるテクノロジーへの要求により良く応える支援を続けており、教育機関は日本から南アフリカ、ブラジル、米国に至るまで世界中で、マイクロソフトLive@eduを利用する契約を交わしている。2005年3月にLive@eduが開始されて以来、86カ国の数千の大学、カレッジ、スクールがこのプログラムを採用し、多くの大学がLive@eduを展開する数々の利点を発見してその勢いはさらに広がり続けている。

 ブラジルの大きな大学で7万以上の学生がLive@eduの恩恵を受けているUNINOVEのITインフラストラクチャー・マネジャーであるルイス・ロマーノ氏は「UNINOVEのブランド名とアイデンティティーを付けた通信サービスを学生に提供することは、長い間われわれの夢であり希望であった。われわれがいくつかの選択肢を考慮し、マイクロソフトLive@eduを選択したのは、全く無償で期待以上の成果があるためだった。われわれは現在、インフラストラクチャーを心配することなく、自前のアインデンティティーでコラボラティブコミュニティー開発する手だてを持っている」と語った。
 大学がLive@eduで見いだした別の利点は、学生の技術的ニーズを常に見分ける能力である。学生はこれまで以上にテクノロジーの知識を持っているため、社会生活で使うのと同じようにリッチで、質の高いコミュニケーション能力を持った学校環境を期待している。しかし、予算が限られ展開サイクルが遅れることから、大学やカレッジが革新的なコミュニケーションを学生に提供することは困難であり、時間の浪費にもなってきた。これら大学は無償の Live@edu、ウェブベースのテクノロジーによって、現在では学生の技術的期待に容易に対応し、同時に勉学し、成長するため必要な教育と経験を学生に与えることに注力できるようになる。大学のニーズはそれを素晴らしいと思う学生と同様に多様であり、Live@eduは基本的な電子メールからより複雑なコラボラティブ・アプリケーションまですべてを提供する。

 鹿児島大学の升屋正人教授(情報システム開発部門)は「鹿児島大学は1万6000ユーザー向けにLive@eduを展開している。理由は大規模な電子メールを管理する優れた操作性とスカイドライブを含む包括的なサービスの価値である」と語った。

 マイクロソフトLive@eduグループプロダクトマネジャーであるアンナ・キーニー氏は「学生がテクノロジーを利用する方法は常に前進している。電子メール、ソーシャルネットワーキング、IMそしてテキスト作成は今ではすべて、彼らのデジタル体験の一部である。大学はこれら日々変化するeラーニングのダイナミックスを採用したいと考えており、マイクロソフトLive@eduのイノベーションは、その挑戦に確実に応えることを支援する」と語った。

 世界中の学校の代表団が6月23-24日、Live@edu顧客と技術指導者の集まりであるLive@eduワールドのためマイクロソフトを訪れ、 Live@eduスイートにあるウェブベース・アプリケーションを活用してどのように学生、教官、スタッフ、同窓生のより大きなコミュニケーションとコラボレーションに向けて接続するか話し合う。
 マイクロソフトLive@eduのシニアプロダクトマネジャーであるブルース・ガブリエル氏は「インプットによってLive@eduが年ごとに良くなり、キャンパスにウェブの能力を持ち込もうとしている世界中の教育者と提携することに興奮している」と語った。

 マイクロソフトLive@eduに関する詳しい情報はhttp://get.liveatedu.comまで。
 マイクロソフト(ナスダック:MSFT)は1975年に創立され、人々と企業の潜在的可能性を最大限発揮させるソフトウエア、サービス、ソリューションの世界的リーダーである。

(共同通信PRワイヤー)


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