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エナージェニクスが伊クレウロス社と販売契約

 【シンガポール25日PRN=共同JBN】エナージェニクス・ホールディングスの全額出資子会社であるエナージェニクス(Energenics Pte Ltd)社は25日、同社の燃料添加触媒「エナーキャット (Enercat)」のイタリア販売代理業としてクレウロス(Creuros Srl)社を指名することに合意したと発表した。

 エナージェニクスのロネン・ハザリカ・マネジングディレクターは「クレウロスとの提携関係によって、われわれは同社の現地業務を通じてイタリアに手を広げることができ、イタリアにおける同社の広範な顧客基盤を活用できる。われわれはクレウロスとの長期的かつ相互利益となる流通関係に期待している。当社初の欧州販売業務提携の締結は、欧州への当社進出開始の先触れであり、われわれは最も競争力のある燃料添加触媒の選択肢になるよう大きなリソースをつぎ込む」と語った。

 クレウロスのステファーノ・リビ最高経営責任者(CEO)は「私は2000年初めからロネン・ハザリカ氏との共同発明となる当初のナノ触媒技術に関係しており、オクソニカ社に紹介し、結果的にそれをライセンス供与した後もこの技術で協力してきた」と述べ、さらに以下のように語った。

 「私は当初技術のパフォーマンスに常に満足しており、オクソニカが2007年2月にヌフテク社技術に関係することを中止したことを知って失望した。オクソニカはそのことを2007年9月までわれわれに知らせないことにした。私の意見では、ヌフテク社技術から離れたことは、イタリアで成功しなかった(オクソニカの技術の)テスト結果が物語っている」

 「私はエナージェニクスと当初技術で協力することを喜んでいる。当社顧客はエネルギーのコストと環境への影響を減らすソリューションを期待しており、エナージェニクスの実証済みで供給されるソリューションのすべてが顧客の抱える問題解決を支援する能力を与えてくれる」

 「これまで(オクソニカの燃料添加技術)エンビロックスで成功しなかった経験のあるミラノの輸送会社が、今後6カ月にわたり全車両でエナーキャットの試用テストを開始することをこの場で発表する」。

 ▽エナージェニクスについて
 エナージェニクスはエナージェニクス・ホールディングスの全額出資子会社で、代替エネルギー・ソリューションとテクノロジーの有力サプライヤーである。同社はシンガポールにあり、既存の技術と比較してゼロもしくは最低限の資本コストでエネルギーと(微粒子)排出削減となるエネルギー技術を見いだし投資し、調達、評価、商用化する。同社はアジア太平洋地域の輸送グループ、探鉱業、港湾・海運事業者で構成する強力な顧客基盤を持ち、世界的にもその業務を拡大中である。

 詳しい情報はhttp://www.energenics.comまで。

 ▽クレウロスについて
 クレウロスはイタリアにおける化石燃料への依存を減らし、建造物、輸送、発電、産業に対するエネルギー効率のある技術を進めることにコミットするイタリア企業である。クレウロスは一般市民のエネルギー効率と生産性を強化し、クリーンで再生可能、安価なエネルギー技術を市場に出すことを目指している。

 製品の評価と実証は民間セクター、国家政府と地方政府、国営ラボラトリー、大学との提携で実施される。

(共同通信PRワイヤー)


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