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パイオニアと松下がプラズマテレビ事業で包括提携、松下主体で

 パイオニアと松下電器産業は24日、プラズマテレビ事業で包括提携することを発表した。プラズマディスプレイパネル(PDP)はパイオニアの技術力を得て松下主体で開発していく。

dspaPICT0030.jpg 両社はPDPのデバイス特性を活かし、独自の映像技術を駆使した高性能・高品質な薄型テレビとして、パイオニアは「KURO」、松下は「VIERA」のブランドで市場に送り出してきた。

 今回の基本合意によって、パイオニアが有するKUROの「高発光効率化技術」「高コントラスト化技術」「パネル超薄型化技術」等と、松下がVIERAの進化系「Neo PDP」として開発した「高効率化技術」などが融合され、環境性能に優れたより高画質なPDPパネル・モジュールの開発が実現する。

 PDPパネル・モジュールは、パイオニアの協力のもと松下が主体となって開発。この開発成果を組み込んだPDPパネル・モジュールは、松下が生産を行い、来年秋にパイオニアから発売予定のPDP製品に搭載する予定だ。

 生産・供給サイズは、現在パイオニアが事業展開しているインチサイズを視野に、協議していくとしている。※写真は「Display2008」で国内初出展された松下の超大型フルハイビジョンパネル「150v型プラズマディスプレイパネル」。


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