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HKC(ホールディングス)社、07年度純利益44%増

 【香港24日新華・PRN=共同JBN】HKC(ホールディングス)社(以下グループ、香港証券取引所銘柄コード:190)は24日、2007年12月31日に終了した事業年度の決算を発表した。

 ▽ハイライト
 - 売上高は前年比78・4%増の7億610万香港ドル(2006年:3億9570万香港ドル)、粗利益は同29・5%増の1億270万香港ドル(2006年:7930万香港ドル)だった。
 - 株主帰属利益(純利益)は44%増の8億3460万香港ドル(2006年:5億7940万香港ドル)だった。
 - 2007年12月31日現在の現金および現金同等物の総額は59億2490万香港ドル(2006年:13億5670万香港ドル)、1株当たり現金は72・1セント(2006年:37・2セント)だった。
 - 最終配当と特別配当は1株当たり総額3・5セントが提案された(2006年:6・0セント)。
 - 1株当たり純資産価値は52・3%増の163・1セント(2006年:107・1セント)だった。
 - 2007年12月31日現在の純現金ポジションは、2006年のギアリング比率22・9%に対し32億1470万香港ドルだった。

 当該年度のグループの売上高は前年比78・4%増の7億610万香港ドル(2006年:3億9570万香港ドル)だった。粗利益は29・5%増の1億270万香港ドル(2006年:7930万香港ドル)。グループの株主帰属利益44・0%増の8億3460万香港ドル(2006年:5億7940万香港ドルだったが、この増加は主として中国国内におけるグループの資産再評価とグループによる上海および天津の不動産会社の株式追加取得に関係する償却のれんによるもの。

 好調な業績を考慮して、また株主に報いるため同社取締役会は既に支払い済みの中間配当の1株当たり10セントとともに最終配当と特別配当の3・5セントの支払いを提案した。この結果。年間の配当総額は1株当たり13・5セントとなる。

 HKC(ホールディングス)のエリック・エイ会長は「HKC(ホールディングス)はグループの香港証券取引所への株式上場20周年を記念して、同社史上最大の幾つかの前進を遂げた。われわれの資金調達戦略はグループを資金力のある企業に育て上げ、中国国内で場所がよく妥当な価格の土地に関し何件かの重要な買収を可能にし、開発のための良質なランドバンクを増やした。同時に、グループの時価総額は引き続き増大し2007年のある時点では200億香港ドル台を突破した。このような拡大が次々に大規模な機関投資家を引き付け、そのインプット(投入資本)はグループがさらに勢いを増す助けとなった」と語った。

 ▽戦略的パートナーの獲得
 現在検討しているこの事業年度で、グループは単に現金を投入するだけでなく経営レベルで貴重なインプットと助言も提供し、内部経営システムを改善し、グループの国際的評価を高めたサーベラス・アジア・キャピタル・マネジメントLLC(以下サーベラス)とペンタ・インベストメント・アドバイザーズ社(以下ペンタ)といった有力な戦略的投資家を獲得した。さらにプロジェクト・レベルではCBリチャード・エリス・ストラテジック・パートナーズII.LP(CBRE)が中国で不動産をグループと共同開発する提携に同意した。

 強力な財務状態によりグループは妥当な価格で土地を取得する有利な立場を得た。戦略的資金調達計画の実施は2006年後半に始まり、2007年にはさらに有力な国際投資家による大量の資本注入がなされた。2006年11月以来、グループは資本市場から総額85億8000万香港ドルの資金を調達した。不動産市場が沈静化し始め不動産価格が抑制されると、グループの財務状態は大きな力になる。その結果、グループは公共入札や民間部門から妥当な価格で土地を取得する有利な立場を得る可能性がある。

 ▽不動産投資・開発・管理
 エリック・エイ氏はグループの不動産事業についてコメントし「グループが良質の土地取得で大きく前進し、今後数年間で既存の不動産投資ポートフォリオを変換させるプロジェクトを立ち上げ、住宅地の売却で収益を生み出すことを喜んでいる。良好な財務状態の下でわれわれは株主に大きなリターンを生み出す価格で土地を取得する選択可能な機会を求めることになる」と語った。

 当該年度にグループは上海、天津、湖州、瀋陽など大きな可能性がある都市で不動産開発プロジェクトを抱えるランドバンクを大幅に拡充した。現在、HKC(ホールディングス)は180万平方メートル以上のランドバンクを保有している。中国浙江省湖州市にある南潯経済開発区では家具業者向け複合ビルの建設が始まった。天津では團泊湖の東岸部に沿った土地を居住用別荘と分譲アパート向けにする開発がグループにより進められている。遼寧省瀋陽では現在、グループが取得した土地の近くで地下鉄の新駅が建設中である。その他の開発プロジェクトも近く建設が始まると予想され、長期的にはグループに大きな収益をもたらす。

 ▽代替エネルギー
 エリック・エイ氏は「代替エネルギー需要が増大し、中国政府は2020年までにエネルギー供給の15%を代替源からと定め強力な代替エネルギー産業の育成に努めているため、グループは代替エネルギー・プロジェクトへの戦略的投資を追求している。2007年を通じてグループは風力発電地域への大規模な投資3件で大きく前進した」と語った。

 2007年にグループは、現在既に発電を開始しグループの収益に寄与している黒龍江省の30メガワット(MW)風力発電所2基の建設を完了した。河北省では計画されている200MW風力発電所の第1段階の工事が順調に進んでいる。山東省では廃材をエネルギーに変える能力24MWの合弁工場の試運転が8月に開始された。また、グループは207年に関係当局の承認を得て、中国内モンゴル自治区四子王旗の50MW風力発電所の開発優先権を取得している。

 ▽将来展望
 中国政府の温暖化防止措置を実施する動きは小さな開発業者を圧迫することが確実で、このためグループには有利に作用する。上海の四川道路の高級地取得と天津の南開地区のためにCBREをパートナーとして得たことに加え、グループは一段と逼迫(ひっぱく)した不動産市場を利用して青島、杭州、天津、その他の中国の地域での商機にも注目している。2008年1月から現在までグループはランドバンクを5万3700平方メートル拡大し、2008年を通じてランドバンクの拡大を続ける予定である。同時に、保有する土地の70%は商業投資プロジェクトのために取っておくことを目指している。

 廃材をエネルギーに変えるグループの山東省工場は、都市が拡大するにつれて第2段階へ拡張することができる。グループの河北省風力発電地帯プロジェクトの第1段階は2008年後半に発電を開始するとみられる。グループと中国エネルギー保存投資公社(CECIC)は、甘粛省の200MW風力発電所に投資するため合弁企業を設立する計画である。河北省の風力発電合弁事業の完成と重慶市にあるエタノール工場の過半数株式の取得にグループが関与していることは、代替エネルギー部門をさらに拡大する戦略的行動を示している。

 代替エネルギー事業の一層の拡大を目指して、グループは香港エネルギー(ホールディングス)社(香港証券取引所銘柄コード:987)に社名変更する予定の香港証取に上場しているJ.I.C.テクノロジー社(以下JICまたはカンパニー)の株式約74・99%を取得するためナム・タイ・エレクトロニクス社と株式購入契約を結んだ。グループは代替エネルギー事業へのすべての新規投資のチャンネルとしてJICを主要な手段として利用する計画である。グループは別の上場企業を通じて代替エネルギー事業を開発し、長期の拡張資金を確保することが戦略的に妥当であると考えている。新しい戦略的プラットフォームとしてJICは中国内の代替エネルギー分野でグループの競争力を高める役に立つ。

 エリック・エイ氏は「近年、HKC(ホールディングス)は建設会社から中国の有力不動産開発業者・代替エネルギー企業に変わるために活発に行動し成功してきた。上記の点を考慮すると、当社の将来展望は依然として確かなものであり、不動産・代替エネルギー事業はいずれも満足がいく拡大をすると期待している。このような強力な財務状態、信頼できる国際的な戦略パートナー、代替エネルギー事業の有望な新しい多角化により、われわれは次年度も引き続き優秀な業績を実現できると確信している」と語った。

 ▽HKC(ホールディングス)社(香港証取銘柄コード:190)
 同社は中国国内に重点を置いた不動産開発と投資活動に主として従事している。中国における大手代替エネルギープロバイダーでもある。2007年10月、サーベラス・アジア・キャピタル・マネジメントLLCがグループの第2位の大株主になった。2008年3月、グループはJ.I.C.テクノロジー社の74・99%を取得、代替エネルギー事業へのすべての新規投資はJICを通じて行われる。
 詳しい情報はグループのウェブサイト(http://www.hkcholdings.com)まで。

(共同通信PRワイヤー)


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