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三菱日立パワーシステムズなど、東京電力から石炭ガス化複合発電設備の設計業務を受注

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)を幹事会社とする共同企業体は、東京電力から「世界最新鋭の石炭焚き火力発電所プロジェクト」で採用する大規模な石炭ガス化複合発電設備(IGCC)の設計業務を受注。福島県の産業復興に向け、東京電力が50万キロワット級IGCC2基を同県内に建設するプロジェクトで、これを受け、MHPSに三菱重工業、三菱電機、三菱重工メカトロシステムズを加えた4社は設計業務に着手した。

 今回の石炭焚き火力発電所プロジェクトは、東京電力の広野火力発電所(双葉郡)と、同社などが出資する常磐共同火力株式会社の勿来発電所(いわき市)にそれぞれ大型のIGCCを建設するもので、福島県の経済再生を後押しする産業基盤や雇用機会の創出を目的とした事業。


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