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豊田通商、インドでの自動車用途向け高機能プラスチック生産を6月から本格稼働

 豊田通商は、豊田通商インディアおよび日本ピグメントシンガポール、インド最大の自動車部品コングロマリットであるマザーソングループ傘下のマザーソンスミシステムスと、インド・チェンナイ近郊で耐熱性に優れ、自動車用途として需要の高い高機能プラスチックの生産を6月より本格稼働する。

 今回の生産にあたり、上記4社はすでに2013年3月にインド・デリー近郊に合成樹脂コンパウンド事業会社を設立し、チェンナイ近郊で生産拠点の建設に着工。近年、自動車・電機業界をはじめとする日系企業や欧米系企業のインド南部地域への進出・現地生産が加速しており、これに伴い、高機能プラスチックも現地調達ニーズが拡大している。豊田通商は、そのニーズに迅速かつ的確に対応するため、インド南部に合弁会社を設立し、合成樹脂メーカー向け高機能プラスチックの受託加工・製造事業に参入する。


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